トップギアTVテーマに使われた「ジェシカ」を作曲したディッキー ベッツが死去。オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリスト兼シンガーが、80歳で逝去した。
心の準備はいい?アメリカンロックの巨人が惜しくも亡くなった。オールマン・ブラザーズ・バンドの創設メンバー、ディッキー ベッツが80歳で亡くなったのだ。
このギタリスト、シンガー、ソングライターは、1996年のグラミー賞で「最優秀ロックインストゥルメンタルパフォーマンス賞」を受賞した名インストゥルメンタル曲「ジェシカ(Jessica)」を含む、数々の全米ヒット曲を作曲した。この曲はもちろん、トップギアTVのテーマ曲にも使われたことで、有名だ。♪チャラチャッチャーン チャッチャチャッチャー(伝われ)…あの曲のあとに、今日のプログラムのハイライトの紹介が聞こえてくると、みんなワクワクしたものだ。
オールマン・ブラザーズ・バンドのウェブサイトに掲載された声明にはこうある:「深い悲しみをもって、オールマン・ブラザーズ・バンドは本日、結成メンバーのディッキー ベッツが健康状態の悪化の末、フロリダ州サラソタの自宅で安らかに亡くなったことを知りました」
「ディッキーは、'Blue Sky'、'Rambling Man'、'Jessica'、'in Memory of Elizabeth Reed'など、ブラザーズの真髄ともいえる曲を書いた。ギタリストのデュアン オールマンと並んだ彼の並外れたギタープレイは、サザンロックとして知られるジャンルの特徴的なサウンドとなったユニークなデュアルギターのシグネチャーサウンドを生み出しました」
「音楽、作詞作曲、釣り、狩猟、ボート、ゴルフ、空手、ボクシングなどなど。ディッキーは、興味を惹かれるものには何でも取り組み、極めようとしていました」
「ブラザーディッキー、あなたは永遠に忘れられず、深く惜しまれることでしょう」と声明は付け加えた。
トップギアTVショーのサウンドトラックをありがとう、ディッキー。トップギアはベッツの家族に哀悼の意を表する。
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