Hyundai Mobility Japanでは、新型高性能電気自動車IONIQ 5 N (アイオニック ファイブ エヌ)の販売を開始する。それに先立ち、期間限定の特別仕様車IONIQ 5 N First Editionの受付を開始。ニュルで磨き上げられた650psのハイパワーを動画で楽しもう。
Hyundai Mobility Japanでは、新型高性能電気自動車IONIQ 5 N (アイオニック ファイブ エヌの販売を6月5日(水)から開始する。それに先立ち、4月25日(木)から5月30日(木)の期間に、期間限定の特別仕様車IONIQ 5 N First Editionの受付を開始する。IONIQ 5 N 予定価格帯は900万円前後になるという。
先行受付申込ページ:https://www.hyundai.com/jp/ioniq5n-preorder
Hyundaiは2015年にR&D拠点の所在地の韓国・南陽(ナムヤン)と、開発テストの舞台であるドイツ、ニュルブルクリンクに由来する高性能ブランドNを立ち上げた。ローンチ以来ドライビングの楽しさを追求し、Nの電動化戦略にも適用されているCorner Rascal、Racetrack Capability、Everyday Sportscarを3つの柱として、様々なNモデルを世の中に出してきた。
Corner Rascal(コーナーリング性能):ドライブで醍醐味とも言えるコーナーリングを楽しむことができるドライバビリティ。
Racetrack Capability(サーキットを本気で走れる能力):レーストラックでのハイパフォーマンスを発揮。
Everyday Sportscar(日常もドライビングを愉しむ):感動的なドライビングエクスペリエンスをいかなる走行環境でも実現する。
2023年の7月、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて発表したN初のEV モデルIONIQ 5 Nは、電動化時代においても示す一台で、HyundaiがモータースポーツおよびRolling Lab(ローリングラボ、動く研究所)から蓄積した最新技術が詰まっている。
2024年3月27日に開催されたワールド・カー・アワードでは、2024年ワールド・パフォーマンス・カー・アワードを受賞し、世界中から高い評価を受けている。
EVのハイパフォーマンスカーとして、サーキット走行においてもエモーショナルかつ意のままに操れるドライバビリティを実現。N Active Sound+ を搭載することで、アクセル操作と聴覚が連動した加速体験に加え、より高揚感を追求したドライブが楽しめる。
IONIQ 5 Nは数々の専用装備・仕様により、Nブランドを支える3つの柱、(1) Corner Rascal(コーナーリングを楽しむ)、(2) Race Track Capability(本気でサーキットを走れる性能)、(3) Everyday Sportscar(高性能を毎日愉しめる)を具現化している。主な装備・仕様は以下の通りだ。
・高性能デュアル駆動モーター
前輪 166kW x 後輪 282kW 合計 448 kW
前輪 175kW x 後輪 303kW 合計 478 kW( NGB )
モーター 最大回転数: 21,000rpm
・N 専用電子制御サスペンション( ECS )
ホイールGセンサー+6軸ジャイロセンサーにより制御精度を向上させ、大容量可変ダンパーを採用し、走行性能を最適化する。
・N Corner Carving Differential( e-LSD )
左右後輪に最適なモーター出力が伝達するように制御する電子式作動装置により走行性能を向上させ、駆動力を的確に路面に伝える。
・N 専用高性能ブレーキ/ N Brake Regen( NBR/回生ブレーキ )
高性能車両にふさわしい前輪4ピストン大口径ブレーキを採用し、最大0.6G減速が可能なNブレーキリジェン( NBR )回生制動により、強力な制動性能を発揮する。
サーキットでは下記の機能が活きるだろう。
・N Race( Sprint/Endurance )
サーキットでの走行状況に合わせて最適なパフォーマンスを発揮できるよう、エネルギーをマネージメントする。
-Sprint モード:短時間で最大パワーを引き出し、最速のラップタイムを実現する。
- Endurance モード:エネルギーマネージメントによって、トラックの走行時間を最長化する。
・N Battery Pre-Conditioning( Drag/Track )
サーキットの走行状況に合わせた最適なバッテリー温度を事前に設定する。
- Drag モード:短時間で最高出力をするために、バッテリー温度を30~40℃に設定する。
- Track モード:トラック走行持続性を確保するため、バッテリー温度を20~40℃に設定する。
・N Launch Control
停止状態から最大加速性能でスタートできる機能で、ロードグリップレベルを LOW / MEDIUM / HIGHに可変でき、状況に応じたホイールスリップとトルク制御を提供する。
・N Grin Boost( NGB )
一定時間バッテリーとモーターのパフォーマンスを最大化し、高い加速性能を実現する。
コーナリング
・N Pedal
コーナー直前で、アクセルペダルをオフにすると回生ブレーキにより強力な制動を行い、素早い荷重移動で機敏なハンドリング(タックイン)を実現する。
・N Torque Distribution( NTD )
前輪と後輪の駆動力配分をドライバーが直接設定できる。
・N Drift Optimizer( Torque Kick機能付き)
クローズドコースなどでドリフト走行をスムーズに行うため、駆動力を配分を最適化すると共に車両制御を最適化する。
・Left Foot Braking ( LFB )
サーキットなどを走行時、ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に操作することを一時的に許容し、左足ブレーキを併用した細かいコントロールが可能になる。
日常使いができるスポーツカー
・N e-Shift
仮想変速により、8速DCT車を操るかのようなエモーショナルな加減速を体験できる。
・N Active Sound+
3つの走行サウンドがN e-Shiftと連動することで、シフトチェンジを官能的に愉しめる。 ( Ignition / Evolution / Supersonic )
・N Light Sports Bucket Seats
ヒーティング/ベンチレーション機能も備えたNだけのバケットシートは、サーキット走行でのホールド性はもちろん日常走行でも快適さを提供する。
【エクステリアデザイン】
・N専用フロントバンパー
空力性能向上のためのエアカーテン、アクティブエアフラップと共にアグレッシブなデザインのブラック(ツヤあり)バンパーでより高性能なイメージを演出した。
・N 専用ホイール・アーチモールディング/ エアカーテン
・IONIQ 5 N専用 21インチ鍛造ホイール&ピレリ P-Zeroタイヤ( 275/35ZR/21 )Nセンター ホイールキャップ付き。
・N専用リアバンパー&ディフューザー
リアディフューザー:高性能デザインのポイントとなるEV N専用のルミナスオレンジストリップで包み込んだリアディフューザーは、車両下段の空力性能改善のために適用される。
【インテリアデザイン】
・N専用レザーステアリング・ホイール
スポーツ走行に適したステアリングホイールにレザー素材を使用している。
・N専用センターコンソール
ニーホールドのためのパッドを装着し、サーキット走行時にもドライバーの姿勢を維持することができる。
なおIONIQ 5 Nの一般販売前に先立ち、事前購入予約者へ日本特別仕様のFirst Editionを用意した。First Editionの注目すべき特典は、Nブランド開発舞台であるドイツ・ニュルブルクリンクにて開催されるイベントへの招待だ。その他にも、First Edition専用Parts特典や、オーナー様限定セレモニーなど、ハイパフォーマンスカーとしてエモーショナルな走りを愉しめる様々な特典を提供する。事前予約は、4月25日(木)より5月30日(木)まで。
下記の動画で、アイオニック 5 Nの雰囲気を味わってほしい。
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