ロータス エミーラ First Editionをお得に手に入れる最終チケット?工場60周年キャンペーン「HETHEL 60」の全貌

純粋なガソリンエンジンを積んだロータスを手に入れる、正真正銘のラストチャンスが到来した。英国ヘセル工場の開設60周年を記念し、ブランド最後の内燃機関スポーツカー「エミーラ First Edition」に10台限定の特別購入サポートが用意されたのだ。電動化の荒波に飲み込まれる前に、チャップマンの哲学が息づく傑作をガレージに収めるべき理由を紐解いていこう。


自動車業界のすべてが、まるで何かの宗教にでも取り憑かれたかのように、床下に重たいバッテリーを敷き詰めた巨大なSUVへと猛進している昨今。(ご存知の通り、あのロータスでさえフル電動のハイパーカーやSUVを作り、新たな領域へと足を踏み入れている時代だ)。しかし、英国ノーフォーク州のどんよりとした空の下から、我々生粋のクルマ好きにとって見逃せない最高の朗報が飛び込んできた。

ロータスが誇る聖地、英国ノーフォーク州のヘセル工場が、2026年に開設から60周年という記念すべき節目を迎える。これを祝し、ロータスは「HETHEL 60」と銘打った特別キャンペーンを現在実施中だ。その目玉は、なんとブランドにとって最後となる純内燃機関スポーツカー「エミーラ First Edition」に対する特別購入サポートである。

対象となるのはV6モデルと2.0リッターモデルの両方だが、枠はわずか「限定10台」のみだ。(英国のバックヤードビルダー的な伝統を感じさせる絶妙に少ない数字だが、そこがまたロータスらしいと言えなくもない)。

1948年に稀代のイノベーター(そして時にはクレイジーな天才)であったコーリン チャップマンが創業したロータスは、1966年にこのヘセルへと拠点を移した。広大な敷地に専用テストトラックを備えたここは彼らの心臓部であり、モータースポーツ由来のエンジニアリングが、一台一台の市販車へと直接注ぎ込まれる神聖な場所である。

チャップマンが遺した有名な哲学「Simplify, then add lightness(無駄を削ぎ落とし、軽さを追求せよ)」。(現代の厳しすぎる衝突安全基準や巨大なインフォテインメントスクリーンの重さを考えれば、彼が今のクルマを見たら卒倒するかもしれないが)。それでも、無駄な大パワーに頼るのではなく、研ぎ澄まされたハンドリングと路面との対話を生み出すという彼らの信念は、間違いなくこのエミーラにも受け継がれている。

エミーラ First Editionは、60年にわたってロータスが積み重ねてきた技術と「走りの歓び」を凝縮した、まさに集大成と呼ぶにふさわしい傑作だ。「For The Drivers(すべては、ドライバーのために)」というブランドの信念が、単なるマーケティング用語ではなく、物理的な事実として存在する最後の一台と言っていいだろう。

この特別購入サポートの実施期間は2026年8月31日までとなっているが、当然ながら限定10台が売れた時点で即終了となる。専用フォームからは、試乗予約をはじめ、見積もりや下取り査定の申し込みも可能だ。

我々がフル電動の静寂に包まれてしまう前に、背後で咆哮するエンジンの鼓動と、ステアリングからダイレクトに伝わるアスファルトの感触を、あなたのガレージに収めておくべきだ。「60年の集大成」を手に入れるチャンスは、今しかない。迷っている暇があるなら、今すぐ財布の紐を解き放つ準備をしよう。

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