フェイクサウンドに疑似変速?新型メルセデスAMG CLA 45は680馬力の「うるさい」EVだ

AMGは、CLAサルーンとシューティングブレークにアキシャルフラックスモーターを詰め込んだ。680馬力という狂気のパワーと、0-100km/h加速3.0秒の俊足を誇る。しかも、無音であるはずのEVに旧型ガソリン車の「爆音」と「変速ショック」をわざわざ実装するという念の入れようだ。果たしてこの奇妙なアップデートは我々を満足させるのだろうか。


新しいメルセデスAMG GT 63 4ドアクーペがフェイクのV8サウンドを響かせているのだから、本当に本当に新しいメルセデスAMG CLA 45が、先代の内燃機関のサウンドを完全なる電動化時代に持ち込んだとしても、驚くにはあたらないだろう。

ただし、ここにフェイクのV8サウンドはない。なぜなら、CLA 45のためにアファルターバッハ(AMGの本拠地)の連中は、メルセデスの旧型AMG A45 Sの狂気じみた4気筒ターボエンジンの音を録音したからだ。素晴らしい。

4ドアクーペと同様に、CLA 45もそのサウンドに割り込むフェイクのギアシフト(変速ショック)を備えており、「シートシェイカー(振動装置)」が内燃機関の車特有の感覚の一部を蘇らせてくれるはずだ。

ああ、それから滑らかな曲線を持つ兄貴分(GT 63)と同様に、このホットなCLAも3つのアキシャルフラックス電気モーター(フロントアクスルに1つ、リアに2つ)を搭載している。つまり、671馬力という驚異的な数値を叩き出しているのだ。Aクラスで、である!

これら3つのモーターからは1,759Nmのトルクも生み出され、0-100km/h加速はわずか3.0秒であることが約束されている。ちなみに、サルーンを選ぼうがシューティングブレークを選ぼうが、このタイムは同じだ。もし後者(シューティングブレーク)でその加速を試すつもりなら、犬をしっかりシートベルトで固定しておくことだけは忘れないように。参考までに、かつてのガソリンエンジン搭載のAMG CLAは415馬力で、100km/hに到達するのに4.0秒かかっていた。

とにかく、そのフロントモーターはどうやら「ブースターモーター」らしく、つまりCLAは必要な時にだけ四輪駆動になるということだ。スチール製スプリングも採用されているが、「Comfort(コンフォート)」「Sport(スポーツ)」、そして「AMGFORCE S+(AMGフォース Sプラス)」モードを備えたアダプティブダンパーも搭載されている。標準のAMGFORCEモードに何が起こったのかはよくわからないが、この「プラス」という自信に満ちたネーミングは気に入っている。

両方のボディスタイルで、調整可能なリアスポイラーというちょっとしたアクティブエアロも用意されている。ああ、それに6つものドライブモードが選べる。もしあなたが、声高に主張する「AMG DYNAMIC PLUS(AMGダイナミックプラス)」パッケージのオプションにチェックを入れたなら、その数は7つになる。その場合、「Race(レース)」モードというおまけがアンロックされるのだ。


CLAの実際に使用可能なバッテリー容量は94kWhで、AMGスペックのサルーンは669km、エステート(シューティングブレーク)は640kmの航続距離を確保している。もっとも、あの0-100km/h加速に夢中になっている場合はそうはいかないだろうが。ありがたいことにヒートポンプは標準装備されており、最大330kWの急速充電に対応し、22分で10%から80%までバッテリーを補充できる。

外観に関しては、標準のCLA 45では実はフロントのライトバーが取り外されているのだが、どうしても欲しければ、全体が光るイルミネーショングリルと一緒に元に戻すことも可能だ。大きく膨らんだホイールアーチ、フロントスプリッター、ディフューザー、そしてオプションの鍛造ホイールなど、AMGお馴染みのメニューも揃っている。

インテリアにはスポーティなトリムがふんだんに使われ、「パフォーマンスシート」があり、スクリーンは標準モデルと同じ数だけ用意されている。価格についてはまだ発表されていないが、パワーの異常な跳ね上がりっぷりを考えれば、かつての内燃エンジン版CLA 45より安くなるなんて期待しないことだ。

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=海外の反応=
「悪いけど、あの馬鹿げたフェイクサウンドと疑似シフトはどうしても好きになれない。そんなにEVが欲しいなら、無音であることと変速がないことを受け入れろよな」
「標準のCLAシューティングブレークEVを運転したことがある身としては、この車はかなり気に入っている(フェイクの音とギアを除けばね)。理由は単純で、標準のCLA EV自体が素晴らしいEVだからだ。CLA EVはEVにしてはかなり軽くて運転しやすいから、パフォーマンス版はかなり面白い車になると思うよ」
「一本眉毛のブロブフィッシュ(ニュウドウカジカ)だな。大胆なルックスだけど、それが吉と出るか見てみようぜ」
「やれやれ。どうしてこうなった?」
↑「おまけにこのフロントエンドの酷さときたら」

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