マセラティは、グラントゥーリズモ、グランカブリオ、グレカーレの3モデルに同時マイナーチェンジを敢行した。スーパーカー「MCプーラ」の流れを汲むシャープな顔つきへと刷新され、上位の「トロフェオ」に積まれるV6ツインターボは582馬力へとパワーアップ。さらにEVの「フォルゴーレ」も航続距離を伸ばすなど、イタリアンエレガンスと過激な走りに磨きをかけた最新モデルの詳細に迫る。
マセラティ グラントゥーリズモとグランカブリオにとって、早くもフェイスリフト(マイナーチェンジ)の時期がやってきた。それぞれ2022年と2023年に登場したばかりの2台の大型グランドゥーリズモだが、今回はまとめてリフレッシュされることになった。マセラティはこれを「戦略的アップデート」と呼んでおり、そのデザインは両車をスーパーカーのMCプーラ(旧名:MC20)のルックスに同調させるものだという。そう、あのMC20として知られていたモデルのことだ。
この新しいルックスは「よりシャープでアグレッシブ」であると説明されており、あの大きく開いた口は、大柄なGT(グランドゥーリズモ)の体躯にはうまくマッチしているように思える。リアライトには新設計のクリアレンズが採用され、ボディカラーやホイールの選択肢も新しくなった。インテリアに目を向けると、上部と下部がフラットになった新しい形状のステアリングホイールをはじめ、新しい時計、スクリーンのグラフィック刷新、そして新デザインのドライブセレクターが奢られることが約束されている。
とはいえ、アップデートは見た目の変更だけに留まらない。マセラティは、ガソリン車の上位グレードである「トロフェオ」に搭載されるツインターボのネットゥーノV6(マセラティ自社開発の3.0L V6ツインターボエンジン)の最高出力を582psへと引き上げた(従来の542psからパワーアップ)。これに650Nmのトルクが組み合わされ、4輪すべてにパワーが送られる。さらに、より優れたレスポンスを実現するためにエンジンとギアボックスの再キャリブレーション(制御プログラムの最適化)も行われた。
このトロフェオには、鍛造ホイール、ふんだんに奢られたむき出しのカーボンパーツ、E-LSD(電子制御リミテッド・スリップ・デフ)、そしてスポーツエキゾーストが標準装備される。実によい仕上がりだ。グラントゥーリズモとグランカブリオの双方とも、従来通り483ps仕様も選択可能である。一方、完全電気自動車(EV)の「フォルゴーレ」は、相変わらず驚異的な750psを発揮するが、エネルギー管理システムの改良により、航続距離は540km以上に伸びている。
同時にマセラティは、より小さなSUVであるグレカーレにもアップデートを施した。こちらは他のラインナップと同様の顔つきを手に入れ、よりシャープなシャークノーズ(サメの頭部のように先端が突き出たノーズデザイン)と、頬のように張り出した無骨なエアインテークが特徴だ。そして、このグレカーレにも例のネットゥーノエンジンが、さらに出力を抑えた仕様で搭載されることになった。
そのため、523psを発揮する最上位のトロフェオだけでなく、新たに385ps仕様のバージョンも用意される。これらは、247psまたは296psを発揮する2.0L直列4気筒ターボエンジンに加えての設定となる。ちなみにEV版のフォルゴーレは542psを発揮し、その航続距離は580kmだ。インテリアには、ウッド、カーボン、そして本物のレザーといった「本物の素材が惜しみなく使用されている」とのことだ。
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マセラティが気になった方へ
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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「これを買うニッチな5人の富裕層は大喜びだろうな」
↑「あのフロントグリルの囲み、特にグラントゥーリズモとグランカブリオだと最悪に見える。幅が広すぎるし、デカすぎるし、角張りすぎだよな」
↑「メルセデスAMG GTのパクリに見えるのは俺だけか?」



