【動画】ジムカーナが帰ってくる!空も飛べる680馬力の魔改造スバル、その名は「ブラタルー」

ケムリモクモクと熱狂が、ついに帰ってくる。インターネットを揺るがすカーアクションシリーズ「ジムカーナ」の新作が、12月に公開決定。今回の主役は、トラビス パストラーナと、彼が「史上最もクレイジー」と呼ぶ、680馬力の魔改造スバル ブラットだ。アクティブエアロで空中姿勢を制御し、文字通り「空を飛ぶ」という、前代未聞のマシンの全貌が今、明らかに。

「このブラットは完全にイカれてる、最高の意味でな」と、著名な自動車愛好家であるトラビス パストラーナ(モトクロス、ラリー、スタントなど、様々な分野で活躍するアメリカのアクションスポーツ界のレジェンド)は語った。「ヴィンテージスバルの魂を持ちながら、これまでのどのジムカーナマシンでも不可能だったことを可能にする技術が備わっている」

そう、ジムカーナマシン。というわけで、皆が大好きなインターネットカーフィルムシリーズへ、暖かく、煙たく、そして紛れもなくユート(Uteはオーストラリアやニュージーランドで一般的な、セダンベースのピックアップトラックの総称)らしいお帰りを。ジムカーナが、新作フィルム『Aussie Shred』と共に帰ってくる。パストラーナが、この改造された1978年式スバル ブラット(Subaru BRATは、1970年代から90年代にかけて販売された、スバルのユニークなピックアップトラック。BRATは「Bi-drive Recreational All-terrain Transporter」の頭文字)の舵を取るのだ。ジムカーナ (Gymkhana)は故ケン ブロックが創始し、世界的な人気を博した、過激なドリフトやスタントをフィーチャーした映像シリーズ。現在は、トラビス パストラーナがその遺志を継いでいる。

そして、君が今その名前を読んだことを考えれば、驚くには当たらないが、彼はオーストラリアで、実に本気でそれを操ることになる。

それゆえ、このクルマは『ブラタルー』というニックネームで呼ばれている。…少々ベタすぎるぞ、諸君。そして鼻先といえば、この1978年式スバル ブラット――バーモント スポーツカーによって製作された――は、その鼻先に「高圧に加給された」2.0リッター4気筒エンジンを搭載し、とんでもないことに、680馬力と922Nmのトルクを絞り出す。

それはまた、9,500rpmまで回る。まあ、それでもオーストラリアの野生動物には敵わないだろうが、そういうことだ。これは史上最も高回転なジムカーナマシンであり、その猛烈な日本の馬力を、6速シーケンシャルギアボックスを介し、モータースポーツスペックのデフを通り、四輪すべてへと伝える。

というわけで、鋭敏で、ドリフトしやすく、そして、ご覧の通り、好戦的だ。VSCは、ブラタルーのボディを完全にカーボンファイバーで構築し、それをロールケージと、WRC基準で製造されたVSC設計のシャシーの上にボルトで固定した。フーニガンとスバルはまた、このブラットを「過激な」ワイドボディへと再創造するために、一人のお方、カイザル サリーム (Khyzyl Saleemは実写と見紛うような、過激で創造的なCGのカスタムカーデザインで世界的に有名な、英国のコンセプトアーティスト)氏の力も借りた。カンガルーをあしらったレトロなカラーリングで。いいじゃないか、別に。

ジムカーナマシンとしては珍しく、ここではアクティブエアロが活躍する。交換可能な2種類のリアウイング――一つは高速用、もう一つはド派手なスタント用――や、可動式のフロントアーチルーバーといったものだ。これらは前後に傾けることができ、「空高く飛ぶ際の空中での姿勢を微調整する」のだという。つまり、好戦的で、そして飛べるというわけだ。なにしろ、このベイビーは空を飛べるのだから。

地上にいるときは、1970年代のラリーに敬意を表しているという、鍛造モノブロックのホイールセットを履く。そして室内には、木目調のアクセントが施されたカーボンファイバー製のダッシュボードがある。

「そのすべてのパーツが、酷使に耐え、デカく飛び、そして何度でも蘇るように設計されている」と、パストラーナは付け加えた。「これは、我々がこれまで作った中で、文句なしに最もクレイジーなジムカーナマシンだ」。

今年のSEMAショー(毎年秋にラスベガスで開催される、世界最大級のアフターパーツ・カスタムカーの見本市)で皆を驚かせ終えた直後、12月初旬に、君の近くの携帯電話の画面に、それはやってくる。おそらくは逆さまで…なにしろオーストラリアだからな。

400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069

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