VW、EVネーミング戦略を大転換!新型小型EVは『ID. ポロ』に正式決定、伝統のGTIも存続へ

フォルクスワーゲンがEVのネーミング戦略を大きく変更。「ID.」+数字のわかりにくい命名法を廃止し、今後は「ポロ」や「ゴルフ」といった伝統的な車名を引き継ぐことを発表した。その第一弾として、2026年に登場する小型EVが『ID. ポロ』と命名され、ファン待望のGTIモデルの登場も確定した。

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数年前、フォルクスワーゲンのCEOであるトーマス シェーファーはトップギアに対し、同社が伝統的で愛されてきた名前をEV時代に持ち込む準備は万端だと語った。そして、その方針にUターンはなかった。なぜなら、このプロセスが2026年に完全EVの「ID. ポロ」から始まるという確証を、我々は今、得たからだ。

「我々のモデル名は、人々の心に固く根付いています」と、シェーファーは現在、こう語る。「それらは強力なブランドを象徴し、品質、時代を超えたデザイン、そして万人のための技術といった特性を体現しています。だからこそ、我々はよく知られた名前を未来へと移行させるのです。『ID. ポロ』は、ほんの始まりに過ぎません」

カラフルなカモフラージュが施されていても、上のID. ポロに見覚えがあるかもしれない。それもそのはず、我々がこのクルマを初めて目にしたのは、2023年に発表された手頃な価格のコンセプトカー「ID.2all」としてだった。その数ヶ月後、VWはスポーティな「ID. GTI コンセプト」で追撃し、そして今、それが「ID. ポロ GTI」として市販されることも確定した。そう、GTIのバッジもEVの旅路に同行するのだ。やれやれ、一安心だ。

そして、フォルクスワーゲンが突如として見せたこの分別臭さは、それだけでは終わらない。

「フォルクスワーゲンは、新しいモデル世代ごとに、より確立された名前を電動ポートフォリオに移管していきます」と語るのは、えーっと…フォルクスワーゲン自身である。

「同時に、従来の内燃機関を搭載したすべての車両は、引き続き以前の名前で販売されます。この戦略により、フォルクスワーゲンはEVと内燃エンジンの世界を一つにし、お客様が将来的にブランドの製品ラインナップをより簡単に理解できるよう支援します」

つまり、次世代のID.3は「ID. ゴルフ」、次のID.4は「ID. ティグアン」、そしてID.7の後継は「ID. パサート」と名付けられることを期待していいだろう。今年の初めに登場した「ID.Every1」コンセプトは、「ID. Up」になるのかもしれない?

VWは、アウディやメルセデスから、EVのための全く新しい命名法がすでに時代遅れになりつつあることを明らかに学んだようだ。この新しいシステムは、実に合理的だと思わないか?
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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=海外の反応=
「数字のシステムから離れると決めてくれて嬉しいね。ID.ポロ/ID.ゴルフの方が、個人的にはよっぽどしっくりくる」
「標準車のカモフラージュ、ポロのハーレクインをちょっと思い出すな。あれがローンチカラーになるのかな」
「VWがEVでようやく少しマトモになってきたのを見るのはいいね。ネーミング変更も良い動きだ。最近は退屈な社内記号みたいな名前のクルマが多すぎる。
でも、「ID. EVERY1」は頼むから「ID. ルポ」って呼んでくれ。ノスタルジックになるには十分古いくらいだし、新しい時代にルポとトゥインゴが一緒に街を走ってたら楽しいじゃないか」

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