書評:ホンダ ドリーム CB400FOUR 長くオーナーとして愛好していた編・著者がCB400FOURを語る1冊

書評コーナーは、ホンダ ドリーム CB400FOUR。【ホンダ ドリーム CB400FOUR 誕生50周年記念刊行】長くオーナーとして愛好していた編・著者がCB400FOURを語る1冊。

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2021年、自費出版として著者がまとめた「CB400F論」。それをもとにCB400Fが生誕50周年を迎えたことを受け、全面的に見直したのが本書である。

著者自らが様々な視点・角度から長期間にわたって分析し、貴重な当時のカラー写真・資料とともにその魅力を解説。本書は、その人気の秘密やデザインの魅力などに関して、当時の関係者への取材をはじめ、詳細を徹底的に追求した500ページを超える大著だ。

何よりも驚かされるのが、徹底した調査と分析である。通常こういった本は内部の人間によって書かれることが多く、当然そこには内部にいた人でないとわからない事実や資料に基づくことが多い。しかし、著者は全くホンダとは関係のないお仕事をされて来ている。つまり、自らの経験と愛で本書は書かれているのだ。当然そこには想像や推察も混じっているが、その鋭さは徹底した調査に基づくものなので、説得力のあるものだ。

長らく研究した成果を記したこの1冊にはCB400Fへの愛が溢れている。(内田俊一)

本題:ホンダ ドリーム CB400FOUR
副題:CB400Fを哲学する―魅力の根源を探る
著者:入江一徳
発行:グランプリ出版
定価:6,600円
ISBN978-4-87687-422-4

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