12気筒、バンザイ!新型フェラーリ ドーディチ チリンドリ(’12気筒’のイタリア語)

12気筒、バンザイ!そして、フェラーリの新型は、そこを押すかのごとく、シンプルに12気筒のイタリア語、ドーディチ チリンドリ(Dodici Cilindri)と名付けてきた。日本でも初お披露目となったが、日本での価格とは?


12気筒、バンザイ!そして、フェラーリの新型は、そこを押すかのごとく、シンプルに12気筒のイタリア語、ドーディチ チリンドリ(Dodici Cilindri)と名付けてきた。日本でも発表会が行われ、フェラーリジャパンのドナート ロマニエッロ代表取締役社長と、エマヌエレ カランド ヘッド オブ プロダクト マーケティングによるプレゼンテーションが行われた。

創業者エンツォ フェラーリ氏は、「1946年に12気筒1,500ccエンジンが誕生した。その後はすべて、その派生モデルだ」と言った。12気筒エンジンがフェラーリの歴史において中心的な役割を果たしてきたのである。エンツォ フェラーリ氏は、12気筒エンジンを「車の魂」と呼んでいた。1960年代に日本に初めて正規輸入されたフェラーリは、12気筒エンジンを搭載した275GTBであった。

ドーディチ チリンドリは、ターボチャージャーやハイブリッドブーストは採用されないが、軽量化されたチタン製コンロッドと鍛造ピストンにより、回転性能はさらに向上している。812 コンペティツィオーネをベースに、最高出力830ps、最大トルクは7,250rpmで678Nmだが、その4分の3以上は2,500rpmから発揮される。パワーを伝達するのは、SF90 ストラダーレにも搭載された8速DCT。レッドラインは9,500rpmで、時速0-100km/hを2.9秒、時速0-200km/hを7.9秒で、最高速は340km/h。

新設計のシャシーは、長距離走行時の快適性と、サーキット走行時の高い運動性能を両立させている。また、自然吸気エンジンならではの官能的なエキゾーストサウンドも魅力の一つ。これらの要素が組み合わさることで、「究極のドライビングエクスペリエンス」を提供する。

カランド氏は、日本市場を「イノベーションと伝統を大切にする国」と表現し、新型車が、フェラーリとの間には、長い歴史と深い絆がある日本の顧客に高く評価されることに期待を寄せた。ターゲットは「本物のフェラーリ」を求める顧客、特に「完璧なパフォーマンス、快適性、そして美しいデザイン性を求める方」だという。「12気筒エンジンは、純粋な感情を愛するすべての人への贈り物です」

日本での価格は、クーペが5,674万円、スパイダーが6,241万円。欧州での、クーペが395,000ユーロ(6,500万円)、スパイダーが435,000ユーロ(7,200万円)に比べて、お得に思えるがいかがだろう?

ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061





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