ボタンを押すだけでインフォテインメントスクリーン/アナログ/ウッドパネルに変わるベントレーのローテーティング ディスプレイが、ダッシュボード・ オブ・ザ・イヤーを受賞

ボタンを押すだけで、インフォテインメントスクリーン、クラシックなアナログ、エレガントなウッドパネルに変わるベントレーのローテーティング ディスプレイが、ダッシュボード・ オブ・ザ・イヤーを受賞。

フライングスパーとコンチネンタルGTのために開発されたベントレー ローテーティング ディスプレイが、パリのコンコルド広場にある権威あるフランス自動車クラブ(Automobile Club de France)で開催された第6回オートモービルアワードにおいて、ダッシュボード・オブ・ザ・イヤーを受賞した。ベントレー ローテーティング ディスプレイ(BRD)の発売以来、この革新的なシステムを搭載した夢の車をオーダーするお客様の割合は約70%にのぼり、最も人気のあるオプションの1つとなっている。

システムを開発する際、デザイナーとエンジニアは、比類なきクラフツマンシップというブランドの哲学と、ボタンを押すだけで利用できる最先端技術を確実に融合させることに注力した。

チームは3年以上の歳月を費やし、153個の部品から構成される3面回転式ディスプレイのシステムを開発した。そして、わずか±0.3mmの公差で各面を調整するこのメカニズムの特許を取得した。

オートモービル・アワードの審査委員会は、自動車業界および非自動車業界の専門家、ジャーナリスト、パートナーからなる20人の専門家審査員で構成され、12.3インチのインフォテインメント・タッチスクリーンと、外気温、コンパス、クロノメーターからなる3つのアナログ・メーターのセットを顧客が選択できるこの車の中心に置かれた装備を高く評価した。

非常に狭いクリアランス(左右それぞれ0.5mm以下)を保ちながら回転するメカニズムを実現するためには、3つの別々の、しかし連動した動作が必要となる。最初の動作は、ユニットをダッシュボードの内側に引き込み、第2段階目に回転のためのクリアランスを確保してから、最後にユニットをモーターで前進させて元の位置に戻すという一連の動きだ。このレベルの精度を達成する特別なメカニズムは、専用の電子制御ユニット (ECU) によって制御される高度なモーターによって特殊な回転を実現するリニア ギアボックス ドライブ ユニットを含む 40 個の可動部品で構成されている。

この賞をベントレーの 20 年間にわたる成功を物理的かつ比喩的に支えてきた6.0 リッター ツインターボ W12気筒 エンジンの誕生 20 周年、そしてそのエンジンを搭載したコンチネンタル GT の誕生20周年というベントレー モーターズにとって特別な年に受賞することができた。W12エンジンの生産終了は2024年4月に予定されており、この象徴的なパワートレインがベントレーの電動化された未来へ道を譲るまで、W12気筒エンジンのアッセンブリーはわずか4ヶ月を残すのみとなった。

ベントレーモーターズヨーロッパのリージョナルディレクターであるバラス・ルーツ氏は次のようにコメントしている。
「グランドツアラーの決定版であるコンチネンタルGTと、世界最高のラグジュアリー4ドアグランドツアラーであるフライングスパーに搭載されている素晴らしいメカニズムにスポットを当てたこの特別賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。この賞は、当社のエンジニア、デザイナー、職人による素晴らしい革新的な仕事が高く評価されたものです。このメカニズムは、お客様から高い評価を得ているベントレーモーターズならではのクラフツマンシップとテクノロジーが組み合わされ、高い精度で設計されています」

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