ロータスの電動ハイパーSUV、エレトレの実車を間近でみられるイベントが東京・代官山で開催された。エレトレは他社の電動SUVとどこが違うのだろうか。
先日、国内初デビューしたばかりのロータス「ELETRE(エレトレ)」。トップギア・ジャパン 057でも大体的に取り上げているが、エレトレは、多くの人に注目されていた。日曜日だったため、家族連れの人も多く訪れ、エレトレを知らなかった人にも足を止めさせていた。熱心に写真を撮影する人や、スタッフに話を聞いている人も見受けられ、PR効果は十分果たしていたようである。
ELETREは、ロータス初のオールエレクトリックハイパーSUVだ。最大で600kmの航続距離、最高速度260km/h、0-100km/hは2.95秒と、SUVらしからぬパフォーマンスを誇る。日本では23,320,000円のSと25,850,000円のRが受注を開始している。エルシーアイの代理店営業部長であり、LOTUS ADVANCED PERFORMANCEの専任マネージャーでもある新開厚之氏に、エレトレの魅力について伺った。
「これまでのロータス車と比べてとくに異なっているのは、インテリアです。センタースクリーンの操作が直感的で、例えば空調は、どの部分に風を流したいのかをタッチしながら調整ができます。アンビエントライトも色調整を好みに仕上げやすいです。おすすめしたいのが、ドライブモードの設定で、Sports、Tour、Range、Off-Road、好みの設定にできるIndivisualがありますが、変更した瞬間に自然なサスペンションの設定が変更されます。これまでですとドライバーに委ねられていた部分が大きかったのですが、エレトレはシステムの方で調整してくれますし、その具合が驚くほど適切です。この部分は、EVだけしか作ってこなかった自動車メーカーでは不可能で、75年にわたるスポーツカーのデザインとエンジニアリングの核となる原則とDNAを受け継いでいるロータスだからこそ成し遂げられた領域だと自信を持っています。エレトレは、ロータスにしか作れない走りを生み出す電動ハイパーSUVなのです。この走りをたくさんの方に味わっていただきたいです」
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