映画『グランツーリスモ』のレーシングカー、日産GT-R GT3が売りに出される。マーデンボローの実車とスタントカーがオークションに登場。その落札価格とは?
GTアカデミーの勝者であり、現在は映画スターであるジャン マーデンボローが乗っていた日産GT-R GT3がオークションに出品されることになった。
来月公開される映画「グランツーリスモ」では、マーデンボロー自身が、実車同様にこのクルマを運転している。8月25日に出品されるシルバーストーン・オークションによれば、このクルマは「個人所有のGT-RニスモR35 GT3の中で最も成功したもの」だという。その人とは、ソニーやグランツーリスモとともに日産GTアカデミーのコンセプトを生み出した元日産自動車取締役のダレン コックスだ。
来月公開の映画『グランツーリスモ』では、マーデンボロー自身がこのクルマで実走している。2015年のニュルブルクリンク24時間レースで9位に入賞し、日産史上最高の成績を収めたと言われている。
この新作映画は、現実のレースを経験したことのないシムレーサーに日産のためにレースをする機会とチャンスを与えるというユニークなコンペティション、「グランツーリスモ アカデミー」におけるヤン マーデンボローの勝利を不滅のものとするストーリーだ。マーデンボローはこのコンペティションの3人目の勝者であり、その後、LMP2マシンでル・マンで表彰台に上るなど、本物のレーシングドライバーとなった。
このマシンは、GTカップ、マスターズ、そして「世界各地のさまざまなGTイベント」に参戦できる「レースに使える」コンディションにある。シルバーストーンオークションでは、225,000ポンド(4,100万円)から275,000ポンド(5,000万円)の間と予想している。
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