あなたがもっと若くて、心もオープンだった頃、ボディキットが大好きだったよね?でも、この刻々と変化する世の中で、ボディキットを見てため息をついてしまうようなら、この記事はあなたには向かないかもしれない。
とはいえ、どうぞ、ご自由に読み進めてくださいな。でも、きっと「トップギア」の他のコンテンツの方がずっと好きなはずだ。例えば、ヴェイロンでアメリカ横断をした時のとか。あれは本当に素晴らしいストーリーだった。真冬にアリエル ノマドでモン ヴァントゥーに登頂した話とかね。
さて、前回、日本のチューナー、ブリッツがGR86とBRZのボディキットをデザインしたのだが(2つを組み合わせたうまい言葉はないかと試行錯誤中…GRZは?)、結局「ワイルド・スピード」仕様になっちゃったんだ。けど、それは潜水艦を追いかけ、戦車を破壊し、宇宙サーキットを走らせる最近のワイスピではない。
この新型はもっと…いや、「控えめ」と言おうとしたのだが、そうとも言い切れないのだ。調整可能なセンターマウントリアウィング、フロントスプリッター、ボルスター付きサイドスカートは、決して控えめなものではないよね?むしろ、装着されたクルマのルックスを補強するというより、オリジナルのルックスをサポートするという表現がふさわしいだろう。
しかし、美は見る人の目(心)の中にあるということで、最終的な判断はあなたに委ねよう。さて、どうさろう?
=海外の反応=
「正直に言うと、ちゃんとしたレーシングカーのようだ」
「このキット…。私は、もうすぐ50歳になるんだけど、本当はこんなに好きになっちゃいけないヤツだよね。うん、わかってる」