MGといえば、クラシックカーイベントでは常連の、英国スポーツカーのイメージがある。現在は、上海汽車の傘下で活動中。そんなMGが、新しい電気自動車ハッチバック、MG 4 EVが今年の9月に英国に到着することを発表した。フォルクスワーゲン ID.3、日産 リーフ、ルノー メガーヌ E-Techの対抗馬だ。
今年初めに中国でMG Mulanとして初めて公開され、英国ではまず51kWhのバッテリー(最大航続距離は350kmと報告されている)、または最大452kmを可能にする大きな64kWhユニットのいずれかで利用できるようになる。
見た目もかなりスマートだよね?これまでのどの電気自動車MGよりも、確実に目を引く。全長4,287mm、全幅1,836mm、全高1,506mmのこのモデルは、次世代MGの基盤となる新しいモジュール スケーラブル プラットフォーム(MSP)で作られた最初のモデルなのだそうだ。
このプラットフォームは、厚さわずか110mmのバッテリー構造を中心に構成されており、MGは、より魅力的なドライビングエクスペリエンスを提供するとしている。このプラットフォームは、複数の車両セグメントにわたって柔軟に使用することができ、MGはハッチバック、SUV、そしてお待ちかねのスポーツカーが登場する可能性を挙げている。もしかしたら、MG サイバースターのような奇抜なモデルが登場するかもしれない。
とにかく、4 EVの価格やスペックの詳細はまだ不明だが、他のMGシリーズを考えると、このエントリーモデルは主要なライバルを下回ることが予想される。詳細は続報を待て。
=海外の反応=
「50mmほど狭ければ検討するのだが、幅が1,836mmもあると、自宅のガレージではドアを大きく開けて車から降りられない。メーカーさん、こんなに幅が広い車を作るのはやめてほしい」
「いや、驚いた。このブランド、ポジション、狙った価格帯を考えてみると。この車種は、上海汽車工業公司の製品としては初めて、MGブランドは全く不適切に見えない(VWは要注意じゃなかろうか)。ドアハンドルが平らでないのは少し安っぽく見えるが、おそらく実際に安っぽくなるのだろう。だが、将来のスポーツカーとプラットフォームを共有することで、将来的にホットハッチ仕様が登場する可能性がある」
「これは本当に素晴らしいデザインで、様々なメーカーから本当に効果のあるデザインを見ることができるのは素晴らしいことだ。また、これはミニSUVやクロスオーバーではなく、ハッチのように見える」