メルセデスAMG G63 4×4²が新登場、ポータルアクスルを備えたGがAMG全開でカムバック

新型Gクラスが登場する。ただし、今は、このGクラスはおそらく販売される可能性が高いという状況だが。それが新型メルセデスAMG G63 4x4²で、これがそのファーストルックである。

メルセデスの「Gクラス プライベート ラウンジ」で公開されたこのモデルは、わずかなネーミングの変更が、より大きな意味を持つことになった。先代のG スクエアードが416bhpだったのに対し、この新型は同じAMG 4.0リッター、ツインターボV8から577bhpの最高出力を発生する。

もちろん、850Nmのトルクと常時全輪駆動も備わっているが、このクルマでより重要なのは、ポータルアクスルが搭載されていることだ。このアクスルによって、スクエアードは通常のGクラスより351mm高い位置に座れ、45度の傾斜を乗り越え、910mmの水深を泳ぐことができるのだ。

Gクラスのボス、トニ マンテレは、この新型スクエアードがこれまでで最もカスタマイズ性の高いGクラスの特別仕様車であり、ニュルブルクリンクにちなんだグリーンの特別塗装を施していることを説明する。だって、それが最初に連想することでしょ?ルーフラック、ラダー、カーボンファイバー製ホイールアーチエクステンション、カーボン製ルーフスポイラー、カーボン製スペアホイールカバーまで。

エアベントのLEDライト、デジタルバックミラー、AMGのシュポーティーなステアリングホイールなど、室内にもカーボンがふんだんに使われている。もちろん、多くのキルティング・レザーと、コントラスト・ステッチも施されている。

「このクルマは本当に妥協のない、贅沢なクルマで、期間限定販売なんです」とマンテレは語っている。価格や英国での発売の可否については、追ってご報告しよう。しかし、彼が最後に語ったところによると、このGクラスがこの種のものとしては最後のものになるようだ…。


=海外の反応=
「私はこの車のコンセプトが大好きで、特に新しいプラットフォームとAMGのパワーが大好き」
「ブラバスやマンソリーバージョンが期待できるね」
↑「そういえばブラバスのG-600か何かで、サイドエキゾーストパイプが6本(6!)ついているのを見たことがある」
「ジャーナリストのテスト以外では、スピードバンプより急な坂道を登っているのは1つも見たことがない」
↑「ほんと、それ。私は以前、富裕層の地域に住んでいて、高級ディーラーが所有するG500 4x4²があり、最も過激なオフロードとは町の市電の線路を横断することだったんだ。それはちょうど店の外に停まっていて、巨大な、テニスボールのような緑の広告塔だった」
「何かを凌駕したいときに使うクルマ。例えば、隣のウルスとか…」
「お近くのショッピングセンターの駐車場にもうすぐ登場します」

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