アバルトのフィアット 500に、また新たな特別仕様車が誕生した。これはアバルト 695 トリビュート 131 ラリーで、その名前から想像できるように、ファンタスティックなアバルト 131ラリーへのオマージュである。
なぜ今なのか?131 ラリーの最後の公式レースから40年、これはまさに祝うに値するクルマとなったからだ。1970年代後半から80年代前半にかけて、131はWRCで3度のコンストラクタータイトルと2度のドライバーズタイトルを獲得した。その姿ときたら、考えられないほどにとてもクールだったのである。
695 トリビュートは、標準の178bhp 695と同じ1.4リッターターボエンジンで、パワーはそれほどでもない。フロントとリアのショックは同じKoni製で、ブレンボ製ブレーキと、695エッセッセで初公開された調整可能な「スポイラー アセット バリアビレ」が装備されている。
トリビュート 131 ラリーは695台の限定生産で、価格は32,325ポンド(520万円)と高額。さらに、Record Monza Sovrappostoエキゾースト、ダイヤモンドカットの17インチ合金、3層構造のブルーラリー塗装が施されている。131 ラリーの面影もたくさんあるので、特別なフィアット 500の特別バージョンを購入したことを社内外に知らせることができる。
皆さん、いかがだろうか?日本にも来るといいね。
=海外の反応=
「何であれ…この2台が好き、両方とも。どっちも飽きさせない」
「131の写真もっと見たい」
「うわー…オマージュか。そうだな、大きなスポットライト、ない。青いルーフ、ない。グリルにアバルトの文字がある、ない。同じホイール、なし。ボンネットスクープ、なし。ブルーの色合いも同じ?違う。これは、シュガーベイブがレッド・ツェッペリンのトリビュートアクトと同じようなレベルのトリビュートなのだ」
「ラリーカーはアグレッシブに見えるものだ。500は生後2週間の子犬のようなアグレッシブさがある」
「今の一番小さなホットハッチでも、80年代のファミリーカーより大きいことに驚く」
「見た目はいいと思うけど、気筒ごとに排気管を用意する必要はないだろう」
「今月もまた出た、アバルトのスペシャルエディション」
「マーケティング演習、それ以外の何ものでもない」
「500は排気量が多すぎて無理。131は素敵だ」
「できることなら、ちゃんとしたレーシングカーと屁みたいな缶とを比べてほしい。だったら、どちらを選ぶか迷うことなんかない。今のところ、フランス人は、復活の方法をまったく知らないイタリアのブランドのために、たくさんのオマージュ限定版を提供することしかできないみたいだ」