さて、日本ではGWで祝日真っ最中だが、【祝】な大ニュースが入ってきた。フォルクスワーゲングループCEOのヘルベルト ディースは、アウディとポルシェがこの10年後にF1に参戦することをほぼ確定させた。
ヴォルフスブルクで開催された『Dialog mit Diess(ダイアログ・ミット・ディース)』と名付けられたQ&Aセッションで、このボスはこう語っている。
アウディとポルシェの両ボスは、F1参戦がコスト以上の収益をもたらすと主張してきたと説明した上で、「(参戦しないことの)論拠がなくなってしまうんだ」と彼は語った。
ディースは、2026年シーズンから適用される新しいエンジンレギュレーションについて語った。現行の1.6リッターV6ターボエンジンは、完全に持続可能な燃料で走ることが求められ、複雑なMGU-Hは廃止され、システムのパワーの50パーセントも付随するハイブリッドシステムから得られることになるという。
ディースは、「マーカス デュースマン(アウディのボス)がいつも言っているように、中規模のレーストラックでは、細部を最適化するだけで、通常1シーズンあたり1秒は速くなる」と語った。
「しかし、新しいチームに入ったばかりでは、その遅れを取り戻すことはできない。トップランナーの仲間入りをするためには、5年、10年の歳月が必要になる。つまり、大きなルール改正がなければ波に乗れないのだ」
「"今"ならそれが来ているし、2026年には合成燃料も含めてエンジンが大幅に電動化される方向にもなっている。つまり、新しいエンジン開発が必要で、そのために3、4年の歳月が必要なのだ」
「つまり、今ならF1をやるか、おそらく10年間はもうやらないかを決めることができる。そして、われわれの2つのプレミアムブランドは、それが正しいことだと考えており、それを優先しているのだ」
わー、それなら本当にアウディとポルシェの両方がF1に参戦することになりそうだ。ディースはポルシェの準備がさらに進んでいることに言及していたし、シュトゥットガルトに本拠を置く同社が何らかの形でレッドブルと連携するという強いうわさを耳にしたことがある。実際、クリスチャン ホーナーは2021年に我々がそのコラボレーションについて尋ねた際、可能性の扉を開いたままにしていた。
同様のうわさでは、アウディがグリッド上の現行チームを買収する可能性も指摘されているが、それがどこに向けてなのかはまだわかっていない…。
=海外の反応=
「レッドブルの合併の話が出るまでは、完全に乗っていた。より激しい競争を望んでいるのに。グリッドで最速のマシンは、サーキットではもっと速くなるのだ」
「このような場合、テスト中でなければ、主張されているよりも多くの燃料を消費している可能性が高いということだよね?」
↑「あなたがディーゼルゲートについて冗談を言おうとしていたのはわかる。しかし、燃料が重量で供給され、使用時に燃料流量センサーで測定されるF1では、そんなことは許されないだろう」
↑「もちろん、ただのジョークだよ。F1には、お金や研究、リソースを惜しみなく投入してくれるメーカーがもっと必要だ。彼らが参加するのは喜ばしいこと」