プレシーズンテストに続き、バーレーンのサヒール・サーキットで行われた2022年シーズン開幕戦で、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.が見事ワンツー・フィニッシュを達成した。
ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールは、マックス・フェルスタッペンとの差を広げると、フェルスタッペンの度重なるアタックを華麗にかわし、「DRSが作動したときに彼の後ろにいるために、できるだけクレバーに、第1コーナーで早めにブレーキをかけて、それが2回成功したよ!1位に返り咲くことができたんだ」と語っている。レース後、モナコ人ドライバーは、チームの仕事ぶりを強調した。「彼らはこの素晴らしいマシンを設計するために、本当に素晴らしい仕事をしてくれた。ポールポジション、優勝、ベストラップ、カルロスとのワンツーなど、最高の形でシーズンが始まりた。私たちが望んでいたこと、それ以上のことがすべてです」
2022年シーズンは、新たなレギュレーションがチームにとってさらなる課題となる。グランドエフェクトの復活は、マシンの空力設計を根本的に見直す必要があることを意味しているのだ。この変更により、マシンはスピードを失うことなく、より接近して追従できるようになり、コース上ではより華麗なオーバーテイクが可能になるはずだ。
パートナーシップ2年目に突入したリシャール・ミルは、スクーデリア・フェラーリのこの素晴らしいシーズンのスタートを祝福している。このイタリアのチームがF1の頂点に立つ姿を見ることは、シャルル・ルクレールを10年間支えてきた誇りと満足感と混ざり合っている。リシャール・ミルの若手ドライバーへのコミットメントを示すのに、ルクレールほどふさわしい人物はいないだろう。シャルル・ルクレールは、ブランドへの想いの象徴として、レースの過酷な状況に耐えうる軽さと耐久性を兼ね備えたRM 67-02のプロトタイプを着用している。