DSは、E-Tenseコンセプトの最新版を公開した。今回は「パフォーマンス」と名付けられた。実際、かなり多くのものを搭載しているのだ。
その並外れたクーペボディの下には、DSのフォーミュラE用シングルシーターの実際のドライブトレインが収められているのだ。E-Tenseパフォーマンスには、600kWを発生するツインモーターが搭載されている。逆に言えば、[両手を広げて]それだけのことなんだけど。
昔の貨幣価値で言うと、815psだ。前回のDS E-Tense コンセプトとは異なり、このモデルは4輪駆動で、サスペンションは一般道やバンプのあるサーキット、あらゆる天候で「最高のグリップを保証」するものとなっている。
フロントに250kWのモーター、リアに350kWのモーターを搭載し、特殊なバッテリーで駆動する。DSはトップギアに、0-100km/hで2秒を目標にすると語っている。実際走ったらちょっと怖いけど、なかなかの目標だね。
そのバッテリーについて。E-Tenseパフォーマンスのカーボンアルミニウム製モノコックの「センター・リア」位置に搭載され、「革新的な化学反応と、クオーツEVフルイドソリューションの特注設計により、現在の技術とは違った発送の没入型のセル冷却システム」を特徴としている。ほらね、特別じゃん?
DSは、最大600kWの加速と回生段階を想定しているが、このこともまた [さらに手を広げる]そういうことだ。さらに重要なのは、この新しいバッテリー、そして実際にE-Tense パフォーマンスの背後に打ち立てられた原理が、DSの将来の電気パフォーマンスカーの新しいアイデアを示していることだ。このクルマ自体がそのものでないことは明らかなので、それは残念なことだけれども。
2016年に初めてE-Tenseのコンセプトを見て以来、さまざまな装いを見せてきた。それらはみな、素晴らしい姿をしていただけに残念だ。もちろんこれは、すべての優れたコンセプトがそうであるように、DSロードカーの可能なデザインのイテレーションを玩具にしている。800個のLEDからなる「前例のない薄さ」を誇るデイタイムランニングライトを備えた、一種の3D効果を持つ新しいグリルがついている。そこから、非常にコンパクトで魅力的なシルエットに切り替わっていく。
インテリアの画像は公開されていないが、フォーミュラEのステアリングホイール、バケットシート、ブラックレザー、そしてFOCAL Utopiaの専用スピーカーによるサウンドシステムが搭載される予定となっている。
DSのドライバーであるジャン-エリック ベルヌとアントニオ フェリックス ダ コスタは、サーキットや公道でのテスト走行が始まる前に、このプロトタイプを試乗する予定だ。その時になって初めて、DSは適切なパフォーマンスデータをすべて明らかにするのだ。このプロトタイプが速いことは、言うまでもない。
「我々の目的は、フォーミュラEで得た経験と、国際的なタイトルから得た専門知識を、明日の高性能電気自動車を予測するプロジェクトに応用することです」と、DSパフォーマンスのボス、トーマス シュヴォーチャーは説明する。
「将来の製造業を視野に入れ、部品の挙動を分析し、開発するための実験室なのです。また、コストを下げ、製造を容易にするための解決策を見つけ、生産モデルへの実装を検討することも目的としています。次世代のE-TENSEは、これらの開発から恩恵を受けることになるでしょう」と彼は付け加えている。
前回のE-Tenseコンセプトは、フォーミュラEのパワートレインを利用したルーフレスFFの不思議な車だったが、今回は最高のイテレーションになるのではないだろうか?
ニコニコ車検
=海外の反応=
「あらゆるスポーティなe-carは、タイカンのような外観に終わりつつある。タイカンが素晴らしいデザインだということなのか、それとも業界がデザインのボトルネックに陥っていて、今のところ挑戦が足りないということなのか。特にリア3/4からフェンダーにかけてのプロポーションは、タイカンそっくり」
↑「タイカンはどうかわからないけど、最初に見たときは、アルピーヌ A110をもっとアグレッシブにしたようなデザインに見えたな」
↑「空力と衝突安全規制の複合的な限界の収束への進化?」
↑「うん、ありえるね。また、空気やパッケージの都合上、さまざまなデザインを作ることができるが、その数は限られている」
「これぞ勝ち組」
「シルエットの中に、新型A110の要素がたくさん入っていて、とても気に入っている」
「ちょっとLykan Hypersportっぽい。e-tronとLykanが子供を産んだようなものだろうか」
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