政治に対する考え方がどうであれ、上級の政治家を乗せて移動する車は必ずと言っていいほどカッコいい。また、政治家が運営する国の自動車文化を知るための素晴らしい窓でもある。ボリス ジョンソンはあなたの好みじゃないかもしれないが、彼は(悲しいことに)もう製造されていない、輝かしいイアン カラム時代のジャガー XJを大切にしている。
しかし、今日の「政治家の車」は、フランスのエマニュエル マクロン大統領の新しい車両についてだ。マクロン大統領は、(1)自国の生産物に誇りを持っていること、(2)おそらく自分では車を購入しないので減価償却の心配がないこと、の2点が明らかな人物である。そのため、彼は販売されている中で最も大きく、最もおしゃれなDSを所有している。
これは、ショールームで買えるものよりも大きくてかっこいいのだ。2017年の就任式でDS 7 クロスバック Présidentiel エディションに乗ってパリの街を巡った彼は、今度はDS 7 クロスバック エリゼ(Élysée)というものにアップグレードした。
ホイールベースが20cm長くなり、最高出力300bhpのプラグインハイブリッドを搭載している。気候変動の影響を受けないようにするためには、とても便利だ。
長くなった(装甲された)ボディワークは、より広いモバイルオフィススペースを可能にしている。DS 7の通常のリアベンチは引き上げられ、エルボーレストで区切られた2脚の個別のキャプテンチェアに置き換えられている(政治家は特に肘が疲れるのだろうか)。USBポートやワイヤレス充電も装備されているが、これは大きな赤い核ボタンではなく、携帯電話やタブレットのためのものだろう。しかし、本当のところは誰にもわからないのだ…。
=海外の反応=
「なぜ彼はDS 9を買わないの?そうか、中国製だからか…」
「あのプラスチック製のクロスオーバーは、あの宮殿の前にひっくり返ったウンコのように置かれてる。イギリスのVIPがフライグスパーやレンジローバーを手に入れたからって言って、フランスがVIPにふさわしい4シーターを作っているようなふりをするのはやめよう。すべてに優れた人なんていないんだ。ただし、ブガッティをワンオフカーとして呼び出す度胸があったり、レストアされたヴィンテージのブガッティのサルーンカーを使う場合は別だけど」
↑「少なくともフランスでは、車が糞であって、座っている男が糞というワケではない。その逆のところもあるらしいけどね…」
「」