売上、利益、生産のすべてにおいて記録的な年明けとなったベントレーは、このフライングスパー ハイブリッドを発表した。すべてのフライングスパーは、高級自動車メーカー初のカーボンニュートラル工場であるクルー本社で製造される。受注開始は夏以降、日本でのデリバリーは2022年第2四半期を予定しており、価格は24,200,000円。
さて、ベントレーは当然ながらフライングスパーを誇りに思っているので、このPHEVバージョンの変更は最小限に抑えられている。明らかな変更点はボンネット内にあり、ベンテイガ ハイブリッドと同様、フライングスパーにもV6ツインターボエンジンが搭載されている。
ただし、このV6エンジンは、最近アップデートされたベンテイガに搭載されているものよりも新しい世代のものだが。フライングスパーのものは、よりパワフルな2.9リッター(3.0リッター)のユニットで、単体では最高出力416ps、最大トルク550Nmを発揮する。最高出力136psの電気モーターと14.1kWhのバッテリーを併用すると、合計で最高出力544ps、最大トルク700Nmという驚異的なパワーを発揮。ベンテイガに搭載されているシステムでは、最高出力449psまでしか発揮されない。
フライングスパーの電気自動車としての航続距離は約40kmで、0-100km/hの速度は4.1秒だ。参考までに、このタイムは4.0リッターV8ツインターボエンジン搭載のフライングスパーと同じであり、フル装備のW12ツインターボエンジンとはわずか0.3秒差である。悪くないだろう?
ベントレーでは、新しい重量配分を反映させるためにエアサスペンションシステムに若干の変更を加えたことが確認されている。重量のあるバッテリーをリアに、軽量の内燃機関をフロントに配置することで、自然とバランスの取れた車になっているようだが、これらの変更を購入者に気づかれないようにすることが目的だったという。しかし、V8やW12を購入しなかったことを皆に知らせるために、翼に小さな「Hybrid」バッジが付いている。
これは、ハイブリッド化された2台目のベントレーだが、ベントレーは昨年末、2026年までに販売するすべての車をプラグインハイブリッド車または完全な電気自動車にすることを発表した。そのハイブリッド化の次の候補は?コンチネンタル GT…おっと、誰か来たようだ。
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=海外の反応=
「この中での平均的な移動距離はどのくらいだろう?」
「僕の最愛のクルマ」