第4世代(N14)の日産 パルサーは、イギリスやヨーロッパでは「サニー」と呼ばれていたが、特にエキサイティングなクルマではなかった。
ありがたいことに、90年代初頭の日産は、ランチア デルタ インテグラーレ、トヨタ セリカ GT-Four、フォード シエラ RSコスワース、三菱 ギャラン VR-4、スバル レガシィ RSなどを相手にしていたのだ。そう、ラリーに出ていたのである。
パルサーはドナーカーとして選ばれたが、ラリーに参加しない私たちにとってありがたいことに、当時のグループAホモロゲーションルールでは、5,000台の量産車を製造しなければならなかった。
こうして、ロードゴーイング・パルサー GTI-Rが誕生したのである。パルサー GTI-Rは四輪駆動で、最高出力230ps、最大トルク285Nmの2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載されていた。
0-97km/h加速は5.5秒以下で、最高速度は232km/h。1990年に日本で発売された当時としてはもちろんのこと、現在の3ドアホットハッチとしても悪くない数値である。
1994年に製造されたこのモデルは、日本でも販売されていた(イギリスでは1992年と93年にサニーが販売され、日産は91年と92年にWRCに参戦しただけ)。この個体は2013年にイギリスに輸入され、現在の走行距離は80,500km弱だ。
とても素敵だよね。今月末に開催されるクラシックカーオークションのロンドン クラシックカーセールに出品される予定で、推定価格は12,000-15,000ポンド(186-235万円)となっている。
私たちの生活には、こんな時代のボンネットが必要だ…。
=海外の反応=
「これかマツダ323GT-Rか」
「車両の9割は、全壊か、改造しすぎ✅
90年代のものである ✅
純正である ✅
JDMである ✅
だとすると最低でも30K(465万円)」
「つまり、新車のアップ!GTIと同じくらい。GTIかぁ…」
「いやいや、高値で取引されると予想」