新型クロスオーバーEVの日産アリア limited、日本専用の限定車が予約注文開始 欧米への展開予定は?

新型クロスオーバーEV「日産アリア」の日本専用特別限定車「日産アリア limited」がオンラインで発表された。登壇者は、執行役副社長の星野朝子氏およびJapan-ASEANデジタルトランスフォーメーション部 部長の山口稔彦氏。同時に、新たに開設したグローバル統一の予約サイトを通じて、日本国内での予約注文を開始する。

日本で発売する「日産アリア」は、66kWhバッテリー搭載車(B6)の2WD(660万円)とe-4ORCE(4WD)(720.06万円)、91kWhバッテリー搭載車(B9)の2WD(740.08万円)とe-4ORCE(4WD)(790.02万円)の4グレード夫々に予約注文限定の「limited」を設定。今回予約注文を開始するのは、4グレード全ての「limited」となる。なお、B6 2WD「limited」は今冬より、その後その他モデルを発売する。また、日本以外の世界市場でも、今後、予約注文を開始するということだ。納車は最初に日本から今冬、その後2ヶ月後くらいに米国、欧州の順番が予定されている。なお、「日産アリア limited」発売後に販売を開始する「日産アリア」標準車の実質購入価格(省庁や各自治体からの補助金を差し引く)は、約500万円からとなる予定だ。

「日産アリア limited」は、先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」など、最先端の運転支援技術を標準搭載している。ボディカラーは、「limited」でしか購入できない2色の限定2トーン(バーガンディー/ミッドナイトブラック、シェルブロンド/ミッドナイトブラック)をはじめとする、全5色をラインアップしている。

インテリアには、心地よいドライブに一層の開放感をもたらす、「パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)」や、柔らかくプレミアムな質感のナッパレザーシート(ブルーグレー)を標準装備。さらに、「日産アリア」専用のサウンドシステムである「BOSE Premium Sound System&10スピーカー」を標準装備しているため、まるでコンサート会場にいるような臨場感を体感できる。また、「日産アリアlimited」専用の装備として、エアロダイナミックなデザインのlimited専用色19インチアルミホイールカバーや、スタイリッシュなキッキングプレート(ARIYAロゴ付LED)をフロントとリヤドアに設定した。また、日本の伝統美と先進性を融合したインテリアにふさわしい枯山水をモチーフとしたlimited専用色フロアカーペットも用意した。

今回の「日産アリア」予約注文の開始にあたり、世界的に加速するデジタルシフトに対応するため、日産初となるグローバル共通のアリア専用予約サイトを開設した。

日本国内では、専用の会員サイト「クラブアリア」に入会することで、購入検討、予約注文、商談など、様々なタッチポイントにおいて、デジタルを通し行うことが可能となる。また、顧客のニーズに合わせ、販売店舗における試乗や対面式の商談とデジタルを、自由に組み合わせることも出来る。さらに「クラブアリア」会員限定のオンラインイベントやリアルな試乗体験にも参加可能。正直、購入するかどうかはわからない、という段階の人でも、ディーラーに行かずとも気軽にアリアについて調べられるところは、高評価だ。

日産は、今回の「クラブアリア」を皮切りに、リアルな試乗や対面式の商談はもちろん、今後はオンラインによる購入検討や商談サービスを更に拡充していくという。初年度は全世界で数万台の販売が予想されているこのアリアが、日本の日産の技術力を世界にアピールする一台になることを望んでいる。

日産アリア 特設ページ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html

クラブアリアURL: https://www2.nissan.co.jp/SP/ARIYA/CLUBARIYA/

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