映画『ワイルド・スピード』のファンならご存知のように、A80トヨタスープラにはクーペとタルガトップのロードスターの両方が用意されていた。
これまで新型A90はクーペのみで、BMW Z4という名の異母兄弟がコンバーチブルをカバーしていたが、上の画像を見ても、その状況はすぐには変わらないだろう。期待してるとこ、申し訳ないんだが…。
ご覧の通り、これは2019年のSEMAショーでレトロルックのヘリテージエディションをベースにしたワンオフコンセプトの「GR スープラ スポーツ トップ」だ。
現在のほとんどの業界と同様に、SEMAは2020年からオンラインに移行した。トヨタはその後、オープントップのヘリテージエディションが、クルマファン全員を少し元気づけてくれるかもしれないと判断した。いいかい、スポーツ トップよ、キミの仕事は、今、生産に入れることなのだ…。
ルーフパネルは、ミシガン州アナーバーにあるトヨタの研究開発チームによって3Dプリントされたもので、ボディの他の部分は構造的な完全性を維持するために強化されている。鮮やかなリアウイングをはじめ、ヘリテージエディションからは、すべてのビジュアル面で、アップグレードが施されている。パワーは、標準の340hpから500hpにアップされている。
また、ブレンボ製ブレーキや調整可能なコイルオーバーサスペンション、リワークされたディフューザーやカスタムエキゾーストのセットアップも健在だ。
この記事に寄せられた反応は下記のようなものがあった。
「販売しようよ、トヨタさーん!お願い!」
「BMWがトヨタではなくマツダと取引してたら、どれだけ美しくなっていたか想像してみてほしい」
「マジで、絶対、このクルマを生産してほしい。ハードトップコンバーチブルは今のところかなり希少だし。これが追加されたら、自分にとって大きなお祝い花火だな」
「これをJDMだと思っている間抜けは、ブガッティをまだフランス車だと思っている間抜けとおんなじ。
1998年スープラ&1999年日産GT-R:300以上のBHPを誇るツインターボモンスターで、フェラーリ355とポルシェ996を朝食に食べる。
2019 GT-R : ポルシェ991/992&フェラーリ458/488を喰らう600+BHPのサーキットの野獣。
2019スープラ:トヨタバッジ&ボディキット付340馬力のBMW Z4。
どんなタルガトップであっても、トヨタがスープラに施したことを補うことはできない。自分たちのレガシーを汚しただけだと思う。
そしてBMWは、「追加された」Z4がより大きなパワーを発揮することを決して許さないだろう。だって、自分たちの作ったものよりも上に行くんだから。ということで、これは生産されないよ」
どう思う、インターネットの皆さん?トヨタはこれをコンセプトカーのままにしておくのは愚かだということになるのだろうか?