なぜ人はジープ ラングラーに乗り続けるのか?校長先生オーナーが語る、その尽きない魅力

ピンクのジープ ラングラーが全国を巡るキャラバンが開催中で、今回はジープ柏を訪ねた。オフロード性能を体験できるイベントの様子に加え、3台乗り継ぐ校長先生オーナーや正規ディーラーの店長に、人々を惹きつけてやまないJeepの魅力とその理由を訊いた。

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Jeep初の全国キャラバン「ピンク ラングラーキャラバン」が開催中だ。ピンクのラングラーが全国を巡り、オフロード体験会も開催される。幅広い層に「ジープって面白い」を体感してもらうのが狙いだ。今回は、ジープ 柏に行ってきた。7/25のジープ 世田谷を皮切りに始まったピンクラングラーのキャラバンだが、認知度も広がってきたためか、ジープ 柏のオフロード体験会の予約枠はいっぱいとなる盛況ぶりだ。駐車場に、高さ60センチの2台のスチール製モーグルキットを配置する。タイヤが浮き、右サイドに倒れるところは圧巻の一言。ラングラーのオフロード性能を、プロドライバーの運転で味わってもらうのが企画の趣旨である。

参加者は、ファミリー、カップルとさまざまだが、今回は、3台目のラングラーを所有しているという生井 秀一(なまい しゅういち)さんにお話を伺った。生井さんは、大手メーカーのマーケティングから、高校の校長先生に転職したという異色の経歴だ。「13歳からのアントレプレナーシップ 10代のうちに身につけておきたい教養──AI時代の人生戦略」の著作もある。
―現在お乗りになっているジープは、何台目ですか?
現在で3台目になります。赤、黒と乗り継ぎ、現在はアールのサハラ アルティチュード4に乗っています。

―ジープに乗り換える前はどのような車に乗られていましたか?
家族4人なので、以前はアルファードのようなファミリーカーに乗っていました。

―快適なファミリーカーからジープに乗り換えた理由は何ですか?
約6、7年前にジープに乗り換えました。「尖った存在感」や「男らしさ」、そして「個性」をアピールしたいという思いが理由でしたね。

―ご家族をどのように説得してジープの購入を決めましたか?
最初はアルファードで十分という反対の声もありました。しかし、コロナ前に流行していたアウトドアブームなどを背景に、ジープがアウトドアにも適している点を強調し、「家族との時間を大事にする」という目的で説得に成功しました。

―ラングラーを選んだ決め手は何ですか?
レネゲードやグランドチェロキーも検討しましたが、アルファードの乗り心地に近いのはラングラーでした。最終的には、最先端のテクノロジーを使っているにも関わらず、アナログ感があるというラングラーの「絶妙な車の楽しさ」とバランスに魅力を感じて決めました。

―これまでのラングラーのカラーと、色を変えた理由を教えてください

1台目(赤):ラングラーに乗るなら派手な色で、という考えで赤を選ばれました。原色が派手すぎず「可愛いさ」として感じられるのがラングラーの魅力だと述べられています。
2台目(黒):可愛いさから一転して「かっこよく」「スタイリッシュに」と、真逆の印象を求めて黒に変えられました。
3台目(現行のアール):黒とラングラーのいかつい形が相まって「強すぎる」「男らしすぎる」という印象を周囲(特に家族)に与えてしまったため、変更しました。子どもがディズニーランドのスティッチが好きだったこともあり、現在はスティッチ色(爽やかな色)のようなアールに乗っています。

―ジープに乗ることで得られる楽しみや、コミュニティでの体験は何ですか?
ジープユーザーとは趣味が合うと感じています。すれ違った際にサイン(手を振るなど)をしたり、ダックを置いたりすることがあります。また、ジープに乗っていることで、子供たちに指をさされるなど、一種の「人気者」のような存在になれると感じています。

―現在のご職業とジープの関連について教えてください
以前はマーケティングの仕事をしていましたが、現在は学校の校長先生をしています。校長先生がラングラーに乗るというのは、学校にとっても「個性的」で「良いアピールポイント」になっていると捉えています。生徒も喜んでいるんですよ。

―これからもラングラーに乗り続けますか?
そのつもりです。ラングラーには時期によって様々なカラーバリエーションが出るため、それが「飽きないローテーション」になっています。また、限定車がトレンドを捉えていると感じており、それがブランドのロイヤリティを上げる良いやり方だと思います。そして「ジープといえば」ラングラーであるという認識なので、乗り続けたいですね。

ジープ柏 栗田 誠店長に聞いた。
―ジープ柏の店舗の特徴を教えてください。
敷地内に新車のショールームと中古車のショールームの2つの建物があります。また、お客様にたくさんの車を見ていただくために、全グレード、なるべく各色を揃える「フルラインナップの展示」を常に心がけています。また、2階にバリスタカウンターやキッズコーナーがあり、お客様がゆっくりできるスペースがあります。この2階からショールーム全体を見下ろせるため、車を上から眺め、デザインのかっこよさを確認できるというメリットがあります。

―ジープ柏のお客様の層はどのような傾向がありますか?
非常に幅広く、20代の若い方から70代、80代の方もいらっしゃいます。ファミリー層が多いですが、女性からの支持も多いのが特徴です。女性は、ジープのデザインのかっこよさに加え、その大きさからくる「安心感」「守られている感」を評価されていると感じています。

―接客や販売における店舗のモットーや、お客様への提案方法はありますか?
まずお客様がクルマに対してどのような使い方をイメージしているかを聞いた上で、さらにプラスアルファで「こんな使い方もできるのではないか」と提案しています。ジープに対するお客様の「先入観」にとらわれず、普段の通勤にも普通に使える点や、意外と燃費がそんなに悪くない点など、多目的な可能性を丁寧に説明することを重視しています。

―お客様がジープを選ぶ決め手は何だとお考えですか?
ジープは、SUVしか作っていない唯一無二のブランドである点が強みです。世の中のほとんどのSUVは他の車種も作っているメーカーによるものですが、ジープは長年培ってきたデザインやノウハウをSUVだけに特化させているため、それがお客様に響いていると考えています。

―今回のような「ピンク」のラングラーキャンペーンは、なぜ支持されるのでしょうか?
ラングラーの限定車は、オレンジ、黄緑、薄い水色、そしてピンクといった派手なカラーを出してきました。ラングラーに乗る人が増えてきたため、お客様は「他の人と違うラングラー」を求め、個性を出すためにそうした限定カラーを選ぶ傾向が強まっています。

―ジープブランドで働く上での栗田店長のやりがいは何ですか?
ジープを知らなかった方が、購入をきっかけにライフスタイルが楽しくなったり、広がったりするのを見て、提案してよかったと感じることです。ジープを通じて、お客様の人生を豊かにする手伝いができていることにやりがいを感じております。

ステランティス ジャパンの広報、英 信司氏にジープブランドについて伺った。
―イベントの目的は何ですか?
ジープブランドが持つアウトドアのイメージに対し、実際のオーナー様(ラングラーオーナーの約3割)は泥道や雪道などのアクロバティックな走行を体験できていないことが多いです。今回のオフロード体験イベントは、オーナー様に自分の乗っている車が持つ「すごい能力」を肌で感じていただくことを目的としています。

―ピンクラングラーキャンペーンの全国的な進行状況はどうですか?
キャンペーン自体は全国的に以前から実施されていますが、オフロード体験を含むフェアは各店舗で日付が異なります。このキャラバン企画は、世田谷、藤沢と経て柏となりましたが、都心から離れても予約枠や飛び込みのお客様が多いことから、ブランド、商品(ラングラー)、そして企画の3つが綺麗に広まっていっているという実感があります。

「ジープダック」のほかにも、グッズが魅力的なジープだが、このピンクラングラーキャンペーンで試乗に参加するほか、SNS投稿をすると抽選でジープのグッズが当たる。参加型のキャンペーンという手法により、ますます人気が盛り上がっていきそうだ。

400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069

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