0-100km/h加速、わずか2.6秒。その巨体からは信じがたい俊足で、最新のハイパーカーすら置き去りにする。ブラバスがAMG GT 63に与えたのは、1000馬力という名の狂気だ。
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ブラバスは、覚えやすい名前のメルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンスに、この新しい「1000」バージョンで、さらに派手なひねりを加えたと発表した。おそらくご想像の通り、それはつまり、そのハイブリッドV8ツインターボが、きっかり…986馬力を発生させる、ということだ。もちろん、1,000PSのことである。
もう一つの見出しとなる数字は、同じく印象的な1,620Nmのトルクだ。これにより、ブラバス流に解釈されたこの2+2の四輪駆動スーパークーペは、0-100km/h加速を2.6秒でこなす。発進加速では、あの新型マクラーレンW1よりも速いのだ。そのままアクセルを踏み続けること21秒、300km/hを通過し、その後318km/hのリミッターにぶち当たる。
エクステリアには、さらなるドラマを演出するために、惜しみなくカーボンファイバーが使われている。具体的には、フロントスプリッター、エアインテーク、ホイールアーチ、そしてミラーカバーとリアディフューザーだ。仕上げには、76mmのステンレス製クワッドエキゾースト、21/22インチの10本スポーク鍛造アロイホイール、そして小粋なリアウイングが備わる。
威圧的なカラーパレットだと思わないか? グロスブラックの外観は、赤いブレーキキャリパーによって際立たせられている。そして、AMG GTのボディは今や、車高調整式スポーツスプリングのセットのおかげで、地面に20mm低く構えている。
室内も同様のテーマだ。ゴージャスにキルティングされたレザーシートには、空飛ぶ円盤のようなパターンが施されている。センターコンソールは、さらに多くのカーボンで満たされ、ヘッドレストとステアリングホイールはブラバスのロゴで飾られている。ここで使われている赤は、外のそれよりもさらに輝いて見え、キャビンを本当に際立たせている。
価格は今のところ秘密で、仕上げによってかなり変動するだろうが、よりパワーの低いブラバス「750」ですら、すでに目が飛び出るような£262,000から始まることを、考慮に入れておいてほしい。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
【tooocycling DVR80】
箱バン.com
=海外の反応=
「こいつがW1より速いなんて、極めて、強く疑うね。スペックシートの上で言うことと、現実世界は違うんだ。現実世界では、W1は60マイル加速で2.1秒に近い。このデブっちょの豚は、おそらく3秒に近いだろう」
「これは、俺が見た中で最も控えめなブラバスだ」
「うーん、俺の意見では、ちょっとチャヴ(※)のクルマだな。ロンドン中心部で、次の赤信号までの25メートルを、デカい音を立ててかっ飛ばすためのものだ。小さな男の子以外、周りのみんなをイライラさせながらな」
(※編集部注:Chav/チャヴ…英国で、特定のファッションや行動様式を持つ、労働者階級の若者を指す軽蔑的なスラング)
「1000馬力もあるのに、時速200マイル(320km/h)にも届かないのか」