インテリア
IM5は、テスラの超ミニマリズムの道をたどっている。だから、ここには実際のモノはほとんどない。シート、ダッシュ、ドア、そしてステアリングホイールはすべてレザーで仕上げられており、インテリアの下の方だけが、ハードなプラスチック処理を受けている。
フロアマットは写真写りが良くないが(ギャラリーをチェックしてくれ)、なんてこった、これは快適だ。我々は喜んで、これをリビングルームに敷くだろう。
シートはパッドが十分にあり、ドライビングポジションに不満はない。ただし、後方視界はひどい。リアウインドウは、かろうじてスリット以上のものでしかない。これに対抗するため、IM5には簡単に呼び出せるリアビューカメラがあり、後ろに何があるかを確認できる。もっとも、それで距離を判断するのは難しいが。このような明らかな設計上の欠陥に対して、技術的な解決策があるという事実が、多くを物語っている。
全部スクリーンの中で操作しないといけないわけね?その通りだ。ミラーの調整、ドライブモード、ADAS、ナビ…物理的なコントロールは、ステアリングホイールにある一対のスクローラー、ドアのリリース(ここにはハンドルはない)、クルーズコントロール用のパドル、そしてドライブセレクターとウインカー用のレバーだけだ。それで全部だ。
それは、インターフェース自体に大きな重点を置くことになる。広大な26.3インチスクリーンと10.5インチタッチスクリーンにまたがって展開される。後者が、君が最も操作することになるものだ。すべてのメニューは、左側の列にリストされている(これも、テスラスタイルだ)。IM5の全機能をカバーする、何十もの入力項目がある。サイバースターのように、海外市場向けには、全く新しいシステムが必要だったのだ。
MGは、ホームスクリーンのカスタマイズ性(独自のショートカットを設定できる)が、自分にとって重要なことに集中できることを意味する、と主張するだろう。我々は、それが flawed thinking(欠陥のある考え方)に対する免罪符として、それを利用する最新のメーカーに過ぎない、と言う。
君はそれをいじるのに非常に多くの時間を費やし、それは同時に、道路から視線を逸らすことを強制する…そして、道路を見ていないと、君に警告音を鳴らすのだ。 勝ち目はない。速度制限警告(フィッシャープライスのキーボードを、幼児が叩いているような音がする)、速度制限変更警告、そして差し迫った幻の正面衝突警告の警告音に加えて、だ。
うーん。
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アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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