フォルクスワーゲン ID.Codeコンセプトは、AIアシストの点滅ヘッドライトがまばたきみたいなSUV

フォルクスワーゲン ID.Codeコンセプトは、点滅ヘッドライトを備えたSUV。ID.中国におけるフォルクスワーゲンの未来を予感させる。


フォルクスワーゲンは、世界最大の新車市場におけるフォルクスワーゲンの運勢を改善するために、「中国において、中国のために」という新しい中国向け戦略を掲げている。そんな中、このID. コードコンセプトは、その結果生み出される中国専用車のひとつだ。

中国と欧州のVWチームが共同でデザインしたこの流線型のSUVは、フォルクスワーゲンの新しいデザイン言語を示すもので、今後のID.シリーズ全体に適用されるべきものだ。

VWのチーフデザイナーであるアンドレアス ミントは、「私たちは、北京と香港の顧客の自動車の理想を実現するために、私たちのデザイン戦略の3つの柱を適応させ、中国向けに個別にカスタマイズしました」と語る。そして、もしあなたが不思議に思っているのなら、その3つの柱(これは中国だけでなく、世界中のVWのデザインすべてに影響を与えるだろう)とは、「安定性」、「好感度」、そして「秘密のソース」のことである。ちょっと、優等生過ぎて居心地が悪い。

とにかく、ミントはこう付け加えた:「その結果、スピード感と未来性のあるSUVの解釈が生まれ、流体的な表面、優勢なホイールハウジング、そして技術志向の外観により、まったく新しいアクセントが設定されています」

そうだ、VWがIDの話をしているのだから、技術の話をしよう。コードは親しみやすい顔をしており、AIアシスト照明によってヘッドライトが人間のまばたきのように点滅する。不気味だ。VWのプレスリリースによれば、「新しい照明システムの人間的でインタラクティブな瞬きする目の機能は、コンセプトカーにバーチャルな生命を吹き込む秘密のソースです」だって。

VWはまた、ID. コードは「車であると同時にデジタルアバターでもある」とも表現しており、サイドウインドウには特殊な半透明ディスプレイが装備され、ドライバーが車に近づくとAIが支援するアバターが飛び出すようになっているという。このアバターは、ドライバーに「重要な情報」を提供し、「例えば、雨の予報が出たら傘を持っていくよう注意を促す」らしい。なるほど、そういう機能なら、イギリスでは非常に重要だ。

同じアバターが車内に再び現れ(もううんざりしている人はいないだろうか)、完璧なコドライバーになるらしい。しかし、運転手自身が半分の時間を運転する必要すらないだろう。ID. コードにはレベル4の自律走行に必要な技術がすべて搭載されており、フロントシートは回転して車輪の上に適切なリビングルームを作り出すことができる。

自動運転モードでは、「インテリジェント」なフロントライトとリアライトが他の道路利用者や歩行者と対話することができる。ああ、そして派手な電子システムはすべて、標準的なリチウムイオンバッテリーだけでなく、ソーラールーフからも電力が供給される。バッテリーの大きさやIDの動力源については不明だ。この形で生産されるとしたら、コードだ。

しかし、間違いなく生産されるのは、ID.UNYXと呼ばれるものだ。これは、中国専用のID.UXサブブランドによる5つの新型EVの最初の1台となる。2024年のある時点で登場し、「先進的なエクステリアデザイン」と「若い顧客向けのまったく新しいディスプレイと操作コンセプトを特徴とするドライバー中心のインテリア」を特徴とするらしい。以下のブラック&ゴールドのティーザー画像は、今のところ我々が持っているすべてなんだ…。

【日本特集】次期GT-R RX-7 LFA MR2/ケータハム プロジェクトV/日本のボルボオーナー:トップギア・ジャパン 060







=海外の反応=
「ディスる!中国人しかカッコイイVWに乗れねーのかよ!」
↑「ずーっと疑問なんだけど、車業界って「カッコいい車作れるのに作んない」って言い張るのアレ何の意味がマジでわからん」
↑「だって、民主主義の「自由市場」西側じゃ、PCPローン組まされてポンコツしか買えないんだろ?仕事行けなきゃ子供の頭の上に屋根も置けねーし。だから手頃な値段で欲しいもんだけ売って、ついでに金融商品も売りつける!「イギリスの川の水飲めば薬も飲めるぜ!」みたいなことなのか」
↑「コンセプト披露から数年以内に生産開始する車なら、作れないのわかってるのに見せる意味がマジでわからん。誰得なんだよ?」
「これ結構カッコよくね?」

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