テスラのサイバートラックが日本でも展示中。価格はいくらなんだろう?
現在発売中のトップギア・ジャパン 059でも表紙を飾っているテスラのサイバートラック。日本でも早急に披露された。22:00に豊洲にあるチームラボプラネッツ TOKYO DMMの前庭に音もなく姿を表したサイバートラックは、異世界感満載。残念ながら、銃弾や耐衝撃テストは行われなかったため、防弾仕様は確認できなかったが、頑強さは感じられた。覚悟していたよりは大きさを感じなかったけれど、全幅はミラー格納時2,200.7mm、延長ミラー2,413.3mm、全高1,790.8mm、全長5,682.9mm、重量は3,104kg(サイバービースト)/2,995kg(AWD)と、でかい車庫が必要だ。
CEOであり、X(旧ツイッター)で物議を醸すイーロン マスクがサイバートラックを世界に披露したのは2019年11月のことだった。テスラは、馬力、トルク、バッテリーサイズなどの公式な詳細をまだ確認していないが、サイバートラックをサイバービースト、AWD、RWDのバリエーションで販売することは分かっている。ベースバージョンは100km/hまで6.7秒、AWD仕様は4.5秒となる。トライモーター仕様のサイバービーストの最高速度は209km/h、0-100km/hまで2.7秒。
サイバートラックは、1.9mの荷台に3,500ポンド(1,588kg)の荷物を積むことができる。RWDでは3,402kg、残り2つは4,990kgの牽引が可能。すべてのサイバートラックにはセルフレベリングエアサスペンションが装備され、ピックアップを最大4インチ(10cm)上下させることができる。室内には17インチのタッチスクリーンが標準装備され、他のテスラ同様、トラックのすべてのコントロールが可能だろう。また、テスラの奇抜なヨーク型ステアリングも提供されていた。
航続距離は、ベースモデルは250マイル(402km)、AWDでは547km、レンジエクステンダーでは755+km、サイバービーストでは515km、レンジエクステンダーでは705+kmとしている。
これを考慮すると、フォードF-150ライトニングはフル充電で最大320マイル(515km)、GMCハマーEVは329マイル(529km)と見積もられている。しかし、注意してほしい: テスラの公式な航続距離予測は、特にアメリカのEPAテストサイクルでは、かなり楽観的な傾向があるので。
サイバートラックの最初の発表から1週間後、イーロン マスクはすでに25万台の予約があると主張した。独立した情報筋によれば、サイバートラックの購入に関心を持つ人は150万人から180万人にのぼるという。ベースとなるサイバートラックの価格は、電気モーター1基と後輪駆動で39,900ドル(600万円)。そこからステップアップすると、デュアルモーターAWDバージョンは49,900ドル(750万円)、トライモータートラックは69,900ドル(1,050万円)になる。これらの価格には、デスティネーションフィー(目的地までの交通費)や連邦税や地方税の控除は一切含まれていない。
まずは2/25まで、チームラボプラネッツ TOKYO DMMに展示されているので、見に行ってみよう。その後は関東、東海、関西、九州でも展示予定がある。テスラ ジャパンの公式X(@teslajapan)で情報をゲットしよう。
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059