世界中からラブコール!304psになった新型トヨタ GRヤリスは手引きサイドブレーキってのも最高すぎる

全面的に賛成!これが新型トヨタGRヤリスだ。ラリー育ちのホットハッチがパワーアップし、オプションで「競技用標準」シフトの8速オートマチックが選べる。手引きサイドブレーキってのも、最高に嬉しい。

世界中の皆さん、お待たせ!トヨタ GRヤリスの新型が登場した。日本では、2024年春頃の発売が、予定されている。トップギアの率直な意見では、すでに10点満点のホットハッチだったのだが、この巨大な日本の自動車メーカーは設計段階に戻り、以前よりもさらにレーシーなものを携えて戻ってきた。ぶっちゃけ、ヤバイ。

東京オートサロンで発表されたハイライトは次の通り。1.6リッター3気筒ターボエンジンはそのままに、数々の改良により最高出力は272psから304ps(6,500rpm)へ、最大トルクは370から400Nm(3,250-4,600rpm)へと向上している。なお、イギリスでは、257から276bhp、360から390Nmである。

詳細は?より強力なバルブトレイン、より頑丈な排気バルブ素材、燃料噴射圧の向上、耐摩耗性リングを備えた新しい軽量ピストンなど、GRヤリスがより長く過酷な使用に耐えるのをサポートする。もちろん、これらは全日本ラリー選手権で厳しくテストされたものだ。

一方、剛性も向上し、サスペンション(フロントはマクファーソンストラット、リアはトレーリングアーム付きダブルウィッシュボーン)も強化され、スプリングレートも見直された。前回同様、Michelin Pilot Sport 4S(225/40ZR18)に装着され、ブレーキはフロント356mm4ポット、リア297mm2ポット。

もうひとつの大きなニュースは、Gazooレーシング部門が開発した新しい(そしてオプションの)レースにインスパイアされた8速オートマチックのGR-DATで、トヨタによると、テストでは既存の6速マニュアルよりも速いラップタイムを記録したという。マジか。

新しいトルク制御システム、コンパクトで高応答のリニアソレノイド、耐熱性の高い素材を採用したこの8速オートマチックは、ドライバーがブレーキとスロットルをどのように使っているかを感知し、シフトチェンジのタイミングを正確に判断するとトヨタは主張している。

豊田章男会長の強い要望で、シフトダウンは前方、シフトアップは後方という、一般的なラリーカーのようなレバーも用意されている。もちろん、そう来ると思ってたよ。また、ラリーやジムカーナでの車両コントロール用途を視野に、GR-DATを搭載した車両にも手引き式パーキングブレーキを採用。いや、ぶっちゃけ、ラリーしなくとも、手引きサイドブレーキが一番運転しやすいと思っている諸兄も多いハズ。

そして以前と同様、すべてはドライバーのためを思って作られている。いや、むしろ、よりそうなっているというべきか。シートは25mm下げられ、コックピットは、インタークーラースプレー、トラクションコントロール、ハザードランプなど、ラリー中盤で必要になりそうなものが手近にあるように再設計されている。インストルメントパネルは50mm下がり、前方の道路やグラベルコースが見やすくなっている。

3つのドライビングモード(聞くまでもないよね?ノーマル、エコ、スポーツ)は、パワーステアリング、エアコン、スロットルレスポンスに影響を与え、オートマチックではシフト挙動にも影響を与える。パーマネントAWDには3つの設定がある: ノーマル、スポーツ、トラック。

他のフェイスリフトと同様、エクステリアも微調整されている。サイドグリルの開口部が大きくなったスチール製メッシュグリルが新たに採用され、後部には空気を逃がすための開口部が下端に設けられ、安定性を高め、空気抵抗を低減している。リアライトも整形されている。

そして期待通り、トヨタの最新安全装備、衛星ナビ、デジタルキーが搭載されている。オートには、鍛造ホイールやJBLサウンドシステムなど、より豪華な仕様が用意される。

では、いつ登場するのか?冒頭に述べたように、日本では春頃だ。そして、GRヤリスがイギリスとヨーロッパでは夏を予定しており、ラジエーターとエアインテークを改良したパワートレイン冷却パックを標準装備した「サーキット」仕様が発売される。価格の詳細は追って発表されるが、前の31,000ポンド(575万円)よりかなり高くなると予想される。

さらに、トヨタの世界ラリーチャンピオンにちなんだ2つの特別仕様車も用意されている。セバスチャン オジェ スペシャルエディションとカッレ ロバンペラ スペシャルエディションは、今月末のモンテカルロ ラリーで発表される。それではみんなでご一緒に…頑張れ!

エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058





=海外の反応=
「日本車史上初、304psの実力」
「イギリスでは276hpだけど、JDM 仕様は実際 300 ある」
「右ハンドルの割り当て分は、注文受付開始から数時間以内にすべて埋まってしまう可能性がある」
↑「100%同意。前のモデルも新しいGR86も同じだったよ」
「普通のヤリスの内装にできないのかな?80年代にデザインされた2024年モデルのようだから」
「はあ。ヤリスGRが米国で提供されれば、日常的なドライブカーになるだろう」
「イギリスで276hpって、GRカローラの300馬力に匹敵しないのは、排ガス規制のようなものがあるのだろうか?」
↑「おそらくモデルのヒエラルキーだろう」
「欲しいな。このような技術がないと、スピードが出すぎてしまうんだ」
「GRのヤリスがそうなら、ワインディングロードででこぼこなBロードをマニュアルで走るのは楽しいだろうな」

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