法隆寺宝物館で行われたパルミジャーニ・フルリエ トンダ PF ミニッツ ラトラパンテの展示会

パルミジャーニ・フルリエの新作展示会が、法隆寺宝物館で行われた。新作のトンダ PF ミニッツ ラトラパンテを紹介する。

パルミジャーニ・フルリエの新作展示会が、法隆寺宝物館で行われた。「Master your time|時をマスターする」をテーマに、展示スペースでは最新モデルのトンダ PF オートマティックが披露されていた。また奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示している法隆寺宝物館の展示も鑑賞できたのである。パルミジャーニ・フルリエの純粋主義(Purism)と、余白と間を大事にする日本美術の特性が融合されるという、贅沢な空間での展示会となった。

その中で、新作のトンダ PF ミニッツ ラトラパンテ(4,389,000円)をご紹介しよう。

『トンダ PF GMT ラトラパンテ』に続く、また世界初となるモデル『トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ』は、複雑機構の刷新と操作性を両立させた、まさにメゾンの精神を体現する時計だ。このモデルでは、GMTの時針と同じく、分針にも現代のニーズに対応した機能性を持たせている。

『トンダ PF GMT ラトラパンテ』は、直感的なイノベーションを推進することで、時計の「複雑機構」の意味を再解釈した世界初のモデルとして、2022年に発表され、大きな話題を生んだ。その延長線上にあるのが、今回発表される新たな世界初モデル『トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ』。大前提は、ダイバーズウォッチの目盛りベゼルで測っていた機能を、ムーブメント本体が担うこと。結果、操作性、視認性、そして起動のシンプルさが格段に向上した。

『トンダPF GMT ラトラパンテ』は、ローカルタイムとホームタイムを一時間単位で区別することができるが、この新たな機能では、5分または1分単位で分を表示する機能が追加された。ダイヤルには、時針と二本の分針が重ね合わされている。一本目の分針は、ロジウム加工されたゴールド製で、時針と連動したリアルタイムを表示する。二本目は、通常はロジウムプレートの針の下に隠れている18Kローズゴールド製の針で、5分または1分の単位をオンデマンドで計算することができる。8時位置のプッシャーで5分、10時位置のプッシャーで1分と、どちらの場合もプッシャーを押すと、ローズゴールドの針が目的に合った単位でジャンプする。ロジウムプレートの針と18Kローズゴールドの針の位置が重なると、計測する時間が経過したことになる。針は、スプリットセコンド機能と同様に、リューズ一体型のプッシャーで元の位置に戻される。この機能により、分単位の計測を必要とするシーンやイベント時に、一定の時間にわたってオンデマンドで分数の微調整を行うことができる。

本作は、パルミジャーニ・フルリエの創造の精神を受け継いでいる。すっきりと無駄のないプロポーションに、品のある造形美と質の高い仕上げと、内に秘める複雑さとの対比が特徴的だ。直感的で効率的、そして極めて高い操作性が、まさにブランドの精神と調和する複雑機構。シンプリシティを極めたこの時計は、身につける人の美意識と一体化するようにデザインされている。

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