グッドウッドでマクラーレンの5.2リッター自然吸気V10、ソラス GTがそのサウンドを響かせた。
マクラーレンがゲームのヴィジョンGTを実車にしたというニュースは、昨年8月に情報を入手した私たちを震え上がらせた。そしてこの新しい映像が示すように、ソラス(Solus) GTは今週末に行われたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのタイムアタックで、夢のようなサウンドを響かせながら絶叫の勝利を収めた。下の動画でご確認いただきたい。
ソラスGTは、スバルGLファミリーハックスターのトラビス パストラーナやマクラーレンM26のマイケル ライオンズとの競争をかわし、両者に1秒以上の差をつけた。
ソラス GTの5.2リッター自然吸気V10は、最高回転数が10,000rpmを超える。コンバーターもサイレンサーもないこのエンジンは、F1のような生々しいサウンドを私たちに楽しませてくれる。
29歳のマービン キルヒェーファーが操縦したソラス GTは、グッドウッド・サーキットを完走するのに45.34秒を要したが、昨年マクマートリー スピアリングのマックス チルトンが打ち立てた記録を破ることはできなかった。
GP3での活躍で知られるマシンもドライバーも、モータースポーツの祭典に登場したのはこれが初めてだった。しかし、このフェスティバルに問題がなかったわけではない。土曜日の走行は悪天候のためキャンセルされたのだ。
=海外の反応=
「ライブストリームを見ていると、今年のグッドウッドのシュートアウトはとても作為的なものに感じられた。マクラーレンの60周年を祝う週末のイベントが、新型ソルスのおとぎ話のような勝利で幕を閉じるのは素晴らしいPRだが、明確な理由も説明されないまま、シュートアウトに参加したほとんどのマシンが走る前に「優勝」が宣言されたのだ。マクマートリーのタイムが「優勝」タイムより5秒ほど速いことが明らかになると、突然、画面から時計が消えた。
最近のモータースポーツイベントは、フェアな戦いとは思えないものが多すぎる」
「今年は去年よりずっと良かった。昨年はEVが多すぎたし。とはいえ、ワンオフのフェラーリ以外にICEの新車が発表されなかったのは非常に残念だ。今年は、ICEがまだ健在であることを再認識させる良い年だったが、新しいICEが発表されなかったことはめっちゃ失望」