ぶっちゃけ、UKではEVの先駆者であった初代リーフは、ほとんど忘れ去られてしまっていた。けれど、新しいエントリーバージョンのShiroを出すということで、久しぶりにその偉業を思い出す。
時の経つのは早い。テスラ モデル 3がその王座を奪うまで、日産リーフが長年にわたって最も売れた電気自動車であったことを忘れるのは簡単なことだ。実際、イギリスに住んでいる私たちはそのことを忘れていたんだよなあ…。ホント、申し訳ないけど。
でも、日産は英国で新しいエントリーバージョンを導入すると発表した: その名前はShiroというトリムラインだ。これは、既存のN-Connecta仕様をベースにしているが、同社の運転支援スイートであるProPilotと合成皮革のインテリアが追加されている。価格はすべて28,495ポンド(525万円)。
ベース車には39kWhバッテリーと168マイル(270km)の航続距離のオプションしかない。239マイル(385km)の航続距離が可能な59kWhのe+モデルは5,000ポンド(92万円)のプレミアムがかかる。
アークティック ホワイトの塗装が標準(ちなみにシロとは日本語で白を意味する)だが、好みに応じてツートーン仕上げにすることもできる。スペアホイールパックにチェックを入れることもできる。クリスマスとはちょっと違うかな?
日産GBのマーケティングディレクター、ニック トーマスは、「リーフは2010年に発売された最初の大衆車であり、2018年には第2世代が発売され、日産は電気革命の最前線に立ち続けてきました。この新バージョンをご紹介できることを嬉しく思っています。Shiroは、お買い得で先進的な技術を搭載したラインナップに加わる歓迎すべきモデルであり、非常に人気のある選択肢になると確信しています」と述べた。
「リーフのルーツである、手頃な価格の大衆電気ファミリーカーの原点に忠実でありながら、1,000ポンド(18万円)以上の特典を備えたこのモデルを、ベースとなったN-コネクタより2,000ポンド(36万円)安い28,495ポンドで提供できるようになりました」
つまり、紙の上ではより価値が高いってこと。けれど、昨年登場したMG4が対抗したのと同じくらいの価値があるということか?うーん…。
とはいえ、MG4がリーフの販売台数に匹敵するまでには、まだまだ長い道のりがある。どうやら現在までに646,000台が販売されたようだ。それなら、私たちはそれをすぐに忘れることはないだろう。…たぶんね。