アルファ ロメオ ジュリアとステルヴィオ クアドリフォリオにジュリア GTAチューンのLSDを装着した100周年記念モデル


アルファの100周年は10馬力アップとジュリア GTAチューンのLSDでお祝い

アルファ ロメオは、ジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオに、よりパワフルなアニバーサリー エディションを新たに設定し、さらに魅力的な2.9リッターターボV6を搭載した。

このV6エンジンは標準仕様で、フル稼働時には510psのパワーを発揮し、「ヤバいほど速い」と言われるもの。ところが、この新しい「クアドリフォリオ100 アニヴェルサリオ」は、クアドリフォリオのバッジが登場してから100年を記念したもので、さらに10馬力のパワーアップを果たしている。

朝食を抜いたり、マッドガードにバッジを貼ったりすれば、それくらいのパワーは得られるだろう。だが、改めて言うけれど、新たに解放されたクアドリフォリオ100 アニヴェルサリオの520psは、狂気的なジュリアGTAからたった20psダウンのパフォーマンスを遂げている。新しい緑の色合いに包まれたこのモデルは、依然として魅力的なオールラウンドのスーパーセダンおよびスポーツSUVの称号を得られるだろう。

10馬力アップしたパワーは、両車にとってもうひとつの魅力であるジュリア GTAにチューンを合わせた機械式リミテッドスリップデフを装備している。アルファは、トラクションの向上と「挙動」、トルク伝達の改善、「カーブでのスピード」の向上を謳っている。確かにGTAやGTAmでは、その効果を発揮した。また、100周年記念車には、ゴールドのブレーキキャリパーやマッドガードのクアドリフォリオエンブレムなど、新しいフルLEDヘッドライトが追加されている。

フロントグリルとミラーにもカーボンフィニッシュが施され、インテリアではブラックとアルカンターラレザーにゴールドステッチ、インストルメントパネルに施されたカーボンの「3Dフィニッシュ」、そして新しいデジタルメータークラスターの組み合わせが頭一つ抜けている。ステアリング・ホイールにはレザーとアルカンターラが使用され、ダッシュボードにはお決まりの「100」の文字がステッチされている。それも、ゴールドで。

1923年のタルゴ フローリオで、ウーゴ シヴォッチがあの有名な四つ葉のクローバーをあしらった特別仕様のアルファRLに乗って優勝した日からほぼ100年という節目に、ジュリアとステルヴィオの両モデルでわずか100台がこの記念すべき日に製造される。クローバーが咲いてから100年という節目に、100馬力もパワーアップして登場するとは…。




=海外の反応=
「ジュリア夫人にはこの色がお似合いです」

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