自動車旅行の世界における2つのアイコンを取り上げ、同じようにアイコニックなキャンピングカーコンセプトを作るよう説明したらどうなるだろうか?これが、スタジオF.A.ポルシェとエアストリーム(Airstream)がこの上品なトラベルトレーラーを製作する際に抱いた疑問だ。はアメリカ合衆国のレクリエーションビークルメーカーで、主にトラベルトレーラーを製造している。
テキサス州オースティンで開催される有名なカルチャーフェスティバル、サウス バイサウスウェスト(South By Southwest)に登場するエアストリーム スタジオF.A. ポルシェ コンセプト トラベル トレイラー(Airstream Studio F. A. Porsche Concept Travel Trailer)は、(より短く、よりキャッチーな名前であることを除いては)あなたが必要とするすべてを備えていると言っても過言ではないほどの、デジタルレンダリングと1/3スケールモデルで姿を見せてくれている。
ポルシェは創立75周年を記念してこのフェスティバルに参加し、「Porsche X」というテーマを披露している。
ポルシェ マカンによって牽引されるこのアルミニウム製リベット留めの縮尺の作品は、この2つのデザイン大国のDNAを組み合わせたもので、エアストリームのユニークな外観はそのままに、ポップアップルーフや低いサスペンションなど、ポルシェの影響を受けた機能を統合し、より実用的に、つまりガレージ収納を可能にする。
エアストリームの新しいリア形状は、重量を軽減するためにカーボンファイバーを多用し、エアロダイナミクスを改善するように設計されている。また、サラウンドガラスの着色窓は、エアストリームキャラベルというよりもエアストリームベイスキャンプのようだ。インテリアは、居住空間を最大化するために巧みに設計されており、超機能的であることも特徴だ。たくさんの蝶番と隠れた収納スペースがある。珍しいことに、エアストリームは間取り図を提供している。
この共同プロジェクトは、電源に接続することも、屋根のソーラーパネルとリチウム電池の組み合わせで自家発電することもでき、オーナー候補はどこへでも旅することができる柔軟性を備えている。両ブランドは、他のエアストリームよりも設置面積が小さいこのトレーラーで、異なる層の人々にインスピレーションを与えることを期待している。