ゲーム「ニード フォー スピード アンバウンド」が12月に登場 新生NFSは車とコミックアートのぶつかり合い



夜が深まり、パンプキンスパイスの香りが漂う季節になったけど、今年は待望の『ニードフォー スピード(Need For Speed)』の新作は出ないのでは?と思い込んでいた我々を許してほしい。全然そんなことはなくて、『ニード フォー スピード アンバウンド(Need for Speed Unbound)』が近日発売される。2022年12月2日ということで、「ワイルド・スピード」シリーズ第1作から第4作までを見返すにはまだ十分な時間がありそうだ。

このスクリーンショットを見て最初に気づくのは、アクションに付随する独特の新しいアートである。ストリートアートやコミックにヒントを得て、タイヤのスモークは手描きのように見えるし、空中に舞い上がった車からは、手書きのウイングが自然に生えてくるかもしれない。キレッキレなサムライの刀がバターを切るように、ユーザーの賛否を分断しそうだが、何はともあれ、私たちはこの作品に夢中になっている。唯一納得がいかないのは、比較的単純化されたキャラクターモデルで、インフレータブルスライドに飛び乗る前にハイヒールを脱ぐよう注意を促す、飛行機の安全ビデオの一場面から抜け出してきたような感じである。

我々が絶対に、明確に求めているのは、実在のラッパーであるエイサップ ロッキー(A$AP Rocky)がゲーム内で運転するフランケンシュタインの怪物、メルセデス190Eだ。この実物大の美学に合わせてカスタマイズオプションが一新されたのは明らかで、完璧なスマイルフェイスの飾り棒を選ぶのに何時間も費やすことになりそうだ。

舞台となるのはシカゴをフィクションにしたような新都市「レイクショア」で、地元の自動車修理工場で高価な車が強奪されたところから始まるらしい。警察で悪評を立ててギャンブルをする「ニード フォー スピード ヒート(Need for Speed Heat)」のヒートシステムが復活し、「The Grand」と呼ばれるストリートレース選手権で優勝を目指すことになるようだ。この名前が賞金総額のことでないことを祈るが、それだと今年の空中浮遊の予算がかろうじて賄えるからだ。

左急旋回のカートゥーンビジュアルに激怒しているシリーズファンもいることだろう--今まさに胆汁が噴出している人はコメントで教えてほしい--が、この特殊な「ニード フォー スピード」のバリエーションをほぼ20年にわたってプレイしてきた我々としては、ささやかな変革は覚悟の上だ。少なくとも、すべてがうまくまとまるかどうかがわかるまで、長くは待たないだろう。さて、「東京ドリフト」のDVDは部屋のどこにしまったっけ…。


=海外の反応=
「最高のアンダーグラウンドゲームのようになることを願っている」
「EA がどのような種類のマイクロトランザクションをこのゲームに押し込むことを決定するかがわかるまで、判断は保留。ベースのゲームがどんなに優れていても、それは全体の経験を台無しにする可能性があるからね」
「ダサい」
「最近のNFSゲームはどれも退屈で、特別なものではなかった。彼らがそれに気付き、また新しいことに挑戦しようと努力していることを嬉しく思う」
「彼らが物事を揺るがすのを見ているのは間違いなく幸せ。私はアニメ映画 (特にスパイダーバース) が大好きなので、少し偏見があるかもだけど、単調なシリーズに新鮮な塗装を加えていると思う。これまでのすべての記事のようにリアリズムへの別の試みだったとしたら、人々は今ほどこれについて話していないでろう。チャンスを与える価値は間違いなくある。
狂ったようなカスタマイズも大好きだ。熱はすでにパーソナライズするための優れた方法を持っていたが、バンパーを取るのが最終的にオプションになり、ルーフスクープがカーボンのように最初の復活を遂げているのかな?それともアンダーカバー?無意味な 現実世界だが、古き良きアンダーグラウンド時代を思い起こさせる。より多くのゲームプレイを見て、それを手に入れるのが待ちきれない」
「予告編を見たばかりだが、これは本当に嬉しい驚きだね。アートとビジュアルに圧倒された。今回は Criterion が実際に何か違うことをしたのがわかり、聴衆とファンの話を聞くのに時間をかけたことを示している。これが 2015 年や、かなり不完全なままスキンを変更したヒートにならないことを願っている。このゲームがリリースされたとき、これまでで最大のNFSヒットになるだろうと約束されてる」

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