日本でローンチされたマクラーレン アルトゥーラとMIYAVIの共通点とは?



イギリスのスーパーカーメーカーである マクラーレン・オートモーティブ は、シリーズ生産プラグインハイブリッド(PHEV) ARTURA の日本ローンチを記念して「ARTURA SONIC」イベントが、木更津のポルシェ・エクスペリエンスセンターで開催された。「ARTURA (アルトゥーラ)」と インターナショナル・ギタリスト「MIYAVI」による、サーキットでのコラボレーションがついに実現した。MIYAVI氏はピックを使わずに弦を指で弾くという独自の“スラップ奏法”でギタリストとして世界中から注目を集め、これまでに約30カ国 380公演以上のライブと共に、8度のワールドツアーを成功させている。また、俳優やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使として、ワールドワイドに活躍中だ。

マクラーレンの新しい章を告げるARTURAは、新開発のMCLA (マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー) と 一新したパワートレインを搭載。パワートレインは、新しいツインターボ3.0リッターV6ガソリンエンジンと、Eモーター、高エネルギー密度バッテリーパックで構成され、合計で最高出力680PS、最大トルク720Nmを発揮する。新型V6は、最高出力585PSでリッター200PSに迫り、最大トルク585Nm。最高出力95PSのEモーターが最大225Nmのトルクを瞬時に発生し、0-100km/h加速3.0秒 という猛烈な加速とマクラーレンのスーパーカーで最もシャープなスロットルレスポンスを実現した。また、Arturaはマクラーレン史上最高の燃料効率を誇り、104g/km CO2/4.6l/100km/61.5mpg(EU WLTP複合モード)バッテリーは総電力量7.4kWh、電気のみの航続距離31kmとなっている。会場には、Flux Green、Ember Orange、Volcano BlueのARTURA がディスプレイされ、MIYAVI氏はステージでその研ぎ澄まされたギターテクニックによるライブパフォーマンスを披露し、それぞれのフィールドで究極を極めるパイオニアとしての二者が融合し 来場者を魅了した。

マクラーレン ・オートモーティブリミテッド アジアの正本嘉宏代表とMIYAVI氏のトークショーが開催された。正本氏は次のように述べた。「マクラーレンのアルトゥーラは10年が経過したマクラーレン・オートモーティブが、この先の10年を考えたスーパースポーツの姿です。本日は、このアルトゥーラの日本仕様が日本に到着しつつある現在だからこそ開催できたイベントです。マクラーレンの革新性や独自の世界観で顧客を魅了するという姿勢に共通するものを感じて、MIYAVIさんに演奏をお願いしました」

MIYAVI氏は、以下のようにコメントを寄せた。「クルマでも料理でも、研ぎ澄まされたものには”気”が感じられます。マクラーレンのクルマには、費用対効果だけでは語れないこだわりを感じ、共感しました。今日は、自分のパフォーマンスを通して、マクラーレンが突き進む原動力の熱意を伝えられたらと思い、演奏しました。アルトゥーラはハイブリッドということで、電気だけで静かに走ることもできます。その静寂性が、今度の新曲とマッチしました。何かを生み出したり、進化し続けたりすることはエネルギーが必要ですが、未来の完成の姿をイメージし、そのプロセスに学びを見出して喜びを感じられるかどうかが大事だと思っています」

近々、UKにあるマクラーレンHQに訪れる予定だという。



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