その名も「ファミリー ハックスター(The Family Huckster)」。なんだか、気概はあるけど落ち目のトレーダー一家を描いた、穏やかなシチュエーション・コメディっぽい感じのネーミングだ。862bhpのエンジンを搭載し、アクティブなリアウイングを装備している。
フーニガン(Hoonigan)とSubaru Motorsportsの最新ワンオフモデルにようこそ。スバル GL ワゴンのモディファイは、ジムカーナの次回作でデビューする予定だ。トラビス パストラーナが、直線アレルギーのためにあらゆる場所を横向きに移動する男、ケン ブロックに代わって舵取りをする。
空を飛ぶことについては?「GLワゴンはスバルの象徴であり、空中を飛ぶ姿はとても素晴らしいと思ったね」とパストラーナは説明する。チームは、1983年式のGL ワゴン(80年代、最も地味なファミリーカーの一つ)をベースに、フラット4スクービーモーターを改造し、驚異的な馬力を実現した。
さらにシーケンシャル6速ギアボックス、ロングトラベルのWRC仕様サスペンション、パストラーナがマウントワシントンヒルクライムで使用した新型デフパッケージを搭載している。ドライブトレインは、カーボンファイバー製のボディパネルで覆われたチューブラースペースフレームの中に収められている。
アーチに取り付けられたフロントとリアの油圧式エアロフラップ、ルーフに取り付けられたNACAダクトに空気を導くように設計されたカーボンファイバー製ルーフラック、そして前述のとおり電空制御のアクティブリアウィングなど、カーボンファイバーのスーツには空力面でのいくつかの譲歩が加えられているのだ。
しかし、パストラーナでさえ、この点についてそれほど納得していない。「アクティブリアウイングはある程度は役に立つが、83ワゴンは想像通りに飛んでくれる。これによって、ジャンプはもっと大雑把になるけど、予測もしやすくなるんだ」大雑把。レンガ。飛ぶ。ここで得られた情報は、貴重な知見と思われるが、どうだろう?
そうそう、オリジナルのダッシュボードをスキャンして再現した1983年型GLワゴンの純正ラジオや、80年代風のレトロなグラフィックが特徴の12インチデジタルクラスターも搭載されているんだよ。
「ファミリー ハックスターは、間違いなく私のお気に入りのマシンだね」とパストラーナ。「グッドウッドと今年末のジムカーナで見せるのが待ちきれないよ。
今後の情報にも注目だ。もしパストラーナが本気で「飛ぶ」ことを望んでいるのなら、それははるか上空かもしれない。
=海外の反応=
「1986年から、アウディ クワトロ スポーツを返して欲しいと電話が…」
「僕はこれが好きじゃないはずなんだけど、好き。
たくさん
これはすごい
スバルがレヴォーグをこんなにかっこよくしてくれたらなぁ :(」