英国自動車博物館の「制服に身を包んだ説明員」であるエドワーズ婦人は、凶悪なキャンバーとスタンスカーのファンとして有名だ。スタンスカーってのは、日本のシャコタンやツライチなどの改造車文化に起源を持つ、アメリカで人気のあるスタイルだ。先日、タックドオートモーティブが英国自動車博物館の敷地内で開催した大規模な改造車ショーで、この2つが2022年最大の対決を繰り広げた。わかりやすく言えば、UK版オートサロンってとこかな。
イギリスとヨーロッパのエンスージアストたちが、BMMの有名なウォリックシャーの地で開催された「ローライド&チルド・バイブス」イベントにチューンドモーターを持ち込んだのだ。
何百台のクルマと何千人の人々が、このイベントに訪れ、バン、クラブ、クラシックカー、モダンカー、日本車、ドイツ車、フランス車などを見て回った。そのどれもが、その場に集合していることに感動している。彩りも個性豊かだ。
展示された改造車は、クラシックな「ホイールがアーチから逃げようとしている」もの、エンジンスワップ、ラッピング、サウンドなど、多岐にわたる。
ハイライトをいくつかピックアップしたので、クリックしてその日の雰囲気を味わってみて。
=海外の反応=
「FacebookやYoutubeのコンテンツ、イギリスのカーショーでの取材など、トップギアで最近よく行われてる、より広いカーコミュニティとの関わりが楽しい。最新で最高のドリームカーを記事にしながらも、現実的な日常のクルマ好きが興味を持つようなことに取り組んでいるのは好感」
「個人的な意見だけど、スタンスカーはダサい。それに、幅広のリムに合わせるために広げられたタイヤ…。無駄なことだ。このクルマは、その見た目が魅力的にしたいってのはわかってる。でも、このトレンドは理解できない。キャンバー付きのレーシングカーから生まれたというのは知っているけど、私にはこれが非常に無意味なんだよね。どなたか、納得のいく説明をしていただけない?」
「カメラマンに脚立が必要なのでは…?」
「ミニをこんなにしちゃったのはじつは私なんだが、申し訳ない」
↑「うん…ちょっと怖かった。チャッキーみたいに小さくて怒ってる」
「この中じゃ、まあ、204カブリオレにMGノーズを付けたあの写真は、猛烈にググらされたな。残りの車はというと…」
↑「写真を全部見る無駄を省いてくれて、ありがとう。私はフィアット 126に妙に惹かれたが、空冷ポルシェフラット6のスペースを作るために後部座席が撤去されてたらいいな、って思ってる」