銀座四丁目のシンボル、90周年を機に「SEIKO HOUSE GINZA」として6月10日(金)始動

銀座四丁目のシンボルといえば、そびえ立つ時計塔が第一に挙げられるのではないだろうか。セイコーは、グループのブランド発信の拠点として、和光本館の建物の名称を「SEIKO HOUSE GINZA」(セイコーハウス銀座)に改称。各フロアの改装を進めてきたが、一部の区画を除く改装が完了し、時計塔90周年の節目であり、また「時の記念日」でもある6月10日(金)より運用を開始する。

装いを新たにした屋上「セイコースカイガーデン」や5階「ゲストラウンジ」では、買い物をした顧客を中心に、ラグジュアリーな体験を提供する。また、6階の「セイコーハウス銀座ホール」は催事やイベントなど多目的な発信活動の拠点とする。地下1階から4階までの和光の店舗は、これまで通り営業を継続する。

また、6月8日(水)より、オープニングイベントとして「Seiko Harmony」を開催する。

■オープニングイベント「Seiko Harmony」について

セイコーが次の時代につないでいきたい「匠の技」にまつわる12の音を採集。それをもとに、1つの曲「Seiko Harmony」を制作する。それぞれの音とそれにまつわる品を展示する音のインスタレーションをはじめ、期間中は時計塔の鐘の音もSeiko Harmonyスペシャルバージョンに。鐘の音と1階ウインドウディスプレイも連動し、また、夜間には建物をSEIKO HOUSE GINZAのシンボルカラーである青色にライトアップする。なお、「Seiko Harmony」は音楽家の江﨑文武(えざき あやたけ)さんが作曲した。

・特別な鐘の音(6月8日〜19日)
「Seiko Harmony」スペシャルバージョンの鐘の音が、期間限定で銀座の街に鳴り響く。8時から24時の毎正時、銀座の街を行きかう人々に向けて優しく寄り添うような音色を奏でる。(最終日は19時まで)

・時計塔のライトアップ(6月8日〜12日)
19時から22時まではSEIKO HOUSE GINZAロゴカラーの青い光のライトアップが行われる。時計塔正面や建物上部の窓が青く照らされるほか、時計塔の先端からは青い一筋の「時の光」が空へと伸び、SEIKO HOUSE GINZAのオープンを華やかに彩る。

・1階 ウインドウディスプレイ(6月8日〜19日)
毎正時に鳴る時計塔の鐘の音と連動して、8時から22時まで、SEIKO HOUSE GINZAのシンボルカラーであるブルーでデザインされた巨大なレコードが回転する。(最終日は19時まで)

・6階 セイコーハウス銀座ホール 特別展示
「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」(6月10日〜19日)
セイコーの事業で提供するエモーショナルな価値を体感してもらうため、次の時代につないでいきたい「匠の技」にまつわる12の音を採集。時計が精密に時を刻む音や、いにしえの水時計を今に伝える置時計の音、テーラーが優美なラインを切り出す鋏の音などに加え、それぞれの音にゆかりのある品を展示する。さらに場所によって、12の音が重なり合い、1つのハーモニーとして聞こえるようになっている。この「Seiko Harmony」の曲は、音楽家・江﨑文武さんが作曲。来場されたみなさまの感性と共鳴しながら、文化の継承と調和を感じられる音のインスタレーションだ。

・開催概要
SEIKO HOUSE GINZA オープニングイベント「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」
会期:
2022年6月10日(金)〜6月19日(日)
10:30~19:00(最終日は17:00)※最終受付は30分前まで
会場:
セイコーハウス銀座ホール
東京都中央区銀座4丁目5-11 セイコーハウス銀座6階
東京メトロ銀座駅 A9・A10出口より徒歩すぐ B1出口直結
・入場料無料(事前予約優先)
・事前予約はこちら
https://seiko-harmony.zaiko.io/e/event

1・2階に位置する「グランドセイコーブティックフラッグシップ 和光」は、6月10日(金)のSEIKO HOUSE GINZAオープンを機に、「グランドセイコーフラッグシップブティック 銀座」として新たにオープンする。
グランドセイコーの旗艦店として、豊富なラインアップを揃えるほか、1960年に発売された初代グランドセイコーをはじめとする重要なヒストリカルモデルが並ぶライブラリーを備える。過去から現在に至るグランドセイコーのフィロソフィーを体感できる空間だ。

■「SEIKO HOUSE GINZA」施設概要
<各フロアについて>

・5階「ゲストラウンジ」
竣工当時の社長室・会議室が残る5階は、歴史的な空間を生かしながらデジタル発信の環境を整備。特別な応接やプレゼンテーションに活用する。

・6階「セイコーハウス銀座ホール」
「和光ホール」を改称し、従来和光が行ってきた美術催事等に加え、グループ事業全般に関連する展示やアーティストとの共創など、さらに広く世界に向けてさまざまな発信を行っていく。

・7階「アトリエ銀座」
セイコーホールディングスグループの匠の技をアピールするアトリエを開設する。ここは、創業者の信条を引き継ぎ、比類なき時計作りを目指す場でもある。(2022年12月オープン予定)

・屋上「セイコースカイガーデン」
地球に優しい素材を使用したウッドデッキや植栽などを配置し、時計塔の鐘の音を聞きながら銀座の中心を体験できるおもてなしの場だ。こども向けの日時計ワークショップなど、セイコーならではの次世代育成イベントも計画している。

なお、地下1階から4階までの和光の店舗は、これまで通り営業を継続する。

サステナブルな社会の実現に向けては、本年3月より芙蓉リースグループが運営する太陽光発電所由来の環境価値がついた再生可能エネルギー電気を建物に導入し、使用する電力を実質的に再生可能エネルギー化する取り組みを始めている。
またSEIKO HOUSE GINZAを学びの場とする、未来を担う子どもたちに向けたセイコーならではの特別体験プログラムの提供も予定しており、社会貢献の場として今後も随時、活動を計画実施していく。

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