ピニンファリーナがデザインしたNamXの水素SUVは、世界を変えられるか?

ちょっと周りを見渡して、これを読んだときにどこにいたかを思い出してみて。自動車関連のスタートアップ企業であるNamXとイタリアのスタイリングハウスのピニンファリーナは、これまでの生活に革命をもたらす水素で動く新しいSUVを発表した。

アグレッシブなスタイルのこのクルマは、水素の固定タンクと、取り外し可能な6つのカプセルを備え、それらを組み合わせることで最大805kmの航続距離を実現する。NamXによれば、このカプセルは、全国の自家用車で活躍する水素の可能性を解き放つという。

すでに市場に出ているさまざまな電気SUVの活発な性能からわかるように、地球を救うということは、性能が鈍るということと同義である必要はない。エントリーレベルの後輪駆動モデルは、最高出力300ps、0-100km/h加速6.5秒、最高速度200km/hを発揮する。よりスポーティな4輪駆動モデルは、最高出力550ps、0-100km/h加速4.5秒、最高速度249km/hに制限されている。

他の水素自動車と同様、水素と酸素を混合して電気を作り出し、燃料電池の中で科学的な反応が行われている。バッテリーは充電され、廃棄物は車の後部から排出される水だけだ。

NamXによると、デザインに大きくフィーチャーされたXモチーフのSUVは、2025年末に発売され、価格は55,000ポンド(865万円)から、オプションリストをどれだけ略奪するかによっては、80,000ポンド(1,260万円)程度になるそうだ。この車は、今後3年間クルマを使わず、歩くだけでも構わないという人なら、すでにNamX社のウェブサイトで予約することができる。

NamXによれば、2023年から新しい水素技術をテストするために、すでにさまざまな技術パートナーが用意されているとのことだ。取り外し可能なカプセルが、どのようにして新しいNamX SUVに届くのか、詳細は不明だが、おそらく郵便で送るという選択肢もあるのだろう。

このSUVは、9月のパリモーターショーで正式に一般公開される予定だ。ゼロエミッション車に安定した燃料を供給するという難題を、誰かがようやく解き明かしてくれたことに感謝したい。


=海外の反応=
「この記事は皮肉だと思われる(最近発表されたF1予選に関する全く面白くない記事と同様に、風刺として分類すべきかもしれない)。水素カプセルを郵便で送るというコメントは、ありそうに思えない。圧縮された水素は、どんな量でも危険物(UN1049)に分類されるし、郵便局は電池の入ったものには偏執的なので、引火性の危険記号の付いたものを受け取るとは思えない。さらに、水素を圧縮するために消費されるエネルギーは、(たとえ再生可能エネルギーであっても)非常に無駄なプロセスであり、電池の重量などを考えると、決して環境に優しいとは言えない(標準的なBEVと同様)。本当の答えは、常温で液体であり、効率的に燃焼できる、環境に優しい燃料に焦点を当てることである」
「中国製かと思った。ピニンファリーナは長い間、自らのタッチを失っている」
「このグリルは、ジェネシスが使っているときは使えないので、自分で他のものを何か考えてほしい」
「巨大で重く、消費的で、複雑すぎる高級ラードの塊を生産する自動車製造業は、「世界を変える」ことなどないだろう。同じことの繰り返しに過ぎない」

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