メルセデスのGT4レースカーがカーボンファイバーの代わりにエコバンパーを採用

GT4のレーシングカーがエコカーになりそうなんだ。でも、これはレースシリーズがハイブリッド化するというニュースではないので、早とちりはダメダメよ。

メルセデス AMG GT4は、カーボンファイバー製のバンパーをやめ、亜麻から作られた天然繊維の複合材を採用したのだ。あらぁ、いいじゃない?

AMGのGT3およびGT4マシンの製作とカスタマーチームへの供給を担当するエンジニアリング会社HWAは、スイスの軽量化会社Bcompと協力してこのプロジェクトを進め、従来のカーボンバンパーの生産を完全に停止した。最近、AMG GT4レーサーをオーダーされた方はいる?だったら、納車時は、エコバンパーを選ぶことができるよ。

この新しい天然繊維の部品は、同等のカーボン部品と比較して、ゆりかごから墓場までの期間を測定した場合、85%のCO2排出量削減を可能にするそうだ。また、カーボンのように事故で粉々になることもないので、パンクのリスクも軽減される。さらに、BcompとHWAは、「剛性と重量において同等の機械的性能を提供する」と述べている。

実際、近年はポルシェもBcompの製品を採用しているほど。718 ケイマン GT4 クラブスポーツは、ドアとリアウィングに天然繊維を使用しており、2020年のN24には天然繊維のパネルが大量に使用されている。1,073bhpのミッション Rは、シートにまで天然繊維を使用している。

印象的でしょ?この素材を使ってクルマ全体を作れるのはいつになるのだろう?
ウェブサイトの売買・M&A【サイト売買Z】
=海外の反応=
「AMG-GT4、"by トラバント"…なあんて。冗談はさておき、バイオプラスチックは良い。プラスチックを作るための植物を育てることで炭素を隔離し、天然繊維なのでバイオマスに分解され、バイオプラスチックを作るために育てられた次世代の植物の餌にすることができる」
「そもそもカーボンファイバーのスプリッターやバンパーはいつも馬鹿げたものだ。カーボンファイバーは傷つきやすいし、修理が難しい。また、車の中で最も低い位置にあるパーツで、軽量化によって得られるメリットも最も小さい。それなら、もっと安くて使い捨てにできる素材を使ったほうがいい」
↑「特に、その材料の廃棄は、チッパーに通して加熱して結合樹脂を溶かし(おそらく再利用のため)、残ったものをコンポストに投入してマルチングしたり、亜麻の原料である植物をもっと育てるための飼料として使用したりと簡単であるべき。樹脂も植物から作られたものであれば、なおさら」
「エコのことはいいから、こんなクルマが欲しい! カーボンファイバーよりも質感がすごくかっこよく見える」
「未来の「グリーン」レース、ここにあり!」
「Bcompは、この亜麻繊維をマクラーレンF1チームにも供給しているそうだ。本当にクール」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/05/48968/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ