第11回 リシャール・ミル セントバーツ・ヨットレースが、4月17日に幕開けを迎え、カリブ海にて開催される6日間が始まる。世界フリーダイビングチャンピオンであるアルノー・ジェラルドと、インターナショナル・マキシ・アソシエーション(IMA)の代表であるベノワ・ド・フロワモントたちを後援とし、今大会はIMAカリビアン・マキシ・チャレンジの第3ステージにも位置づけられ、60フィート(約18m)を超えるあらゆるMaxisヨットによって新たにカリブ海を舞台に繰り広げられる。
71チーム、700人のセーラーがレースに登録しており、Maxis、Super Maxis、Multihulls、Spinnakers、Melges24sといたヨットが表彰台を狙う体制を整えている。Maxiカテゴリーでの総合勝者にはチタン製のRM 028 オートマティック ダイバーが授与される。2年ぶりの開催となるリシャール・ミル セントバーツ ヨットレースは感動的で記憶に残る大会になるに違いない。
2010年にレガッタ競技を導入するところから始まり、2019年からはレースのタイトルスポンサーとなったリシャール・ミルは今年、ブランドパートナーであるアルノー・ジェラルドを伴って再び、大会の表舞台にやってきた。世界記録を4度塗り替え、フリーダイビングチャンピオンに君臨している彼は、国際的に認知された大会にかかわることが出来ることを光栄に思い、以下のように語っている。
「私たちの鍛錬というものには、実績、謙遜、連帯、そして自己超越が共存しています。今年のリシャール・ミル セントバーツ・ヨットレースに後援者としてかかわることが出来て光栄です。私自身幼いころに船に乗って海に出たときに味わった、興奮のとりこになりました。今回実際に何か価値のあるものを目の当たりにし、熱狂的なセーリング愛好家とお話しするのをとても楽しみにしています。セーリングはフリーダイビング同様に経験が非常に大事なスポーツなので、このイベントで多くのことを学ぶことが出来ると期待しています」
アルノーにはカリビアン・マキシ・チャレンジを立ち上げたIMAの代表、ベノワ・ド・フロワモントが同行する。リシャール・ミル セントバーツ・ヨットレースの主催者であるルーク・プポン、フランソワ・トレードは、この新たな大会に参加できることを嬉しく、光栄に思っている。「今大会がIMAマキシ・チャレンジの一環として選ばれたことは、私共の海における運営のプロフェッショナリズムと、陸でのイベントのクオリティの高さとの両方の点で素晴らしいと認められたこととになります」
11回目となる今大会は、RM 032 オートマティック クロノグラフ セントバーツというタイムピースを発表する絶好の機会でもある。予価は29,000,000円。このモデルはケースの防水機能は30気圧(300m)を誇り、ダイバーズウォッチの規格ISO 6425に準拠している。アルノー・ジェラルドはチタンモデルを着用しているが、今回の120本限定のRM 032は、カリビアンブルークオーツTPT®とホワイトクオーツTPT®の2色のコンビネーションが特徴的だ。防水性と耐久性を絶えず追及した結果、ミドルケースにはグレード5チタンを採用した。これに併用し、ラグ、インナーベゼル、裏蓋はカーボンTPT®製となっている。さらにクロノグラフを操作し、回転ベゼルをロックするためのグレード5チタン製のプッシャーが備えられ、複雑な構造を成している。裏蓋には、Les Voiles Saint Barth Richard Milleという文字が刻まれている。