長っげぇなぁー、オイ!フェラーリ 400i リムジンが600万円で落札

「1981年式のフェラーリ400i、かなり綺麗な状態じゃない?」真正面から、あるいは真後ろから見たら、そう思うかもしれない。だが、横顔を見るとさ…。

そう、これは400iのリムジンで、バレットジャクソンのスコッツデール・オークションで52,800ドル(600万円)で落札されたばかりなのだ。うっそー。アメリカでは正式には販売されなかったので、400はあまり出回っていないのだが、明らかに誰かが必死に買っていたようだ。

バレットジャクソンのリストも、XXL フェラーリがナンバーズマッチのパワートレインを持ち、走行距離が15,000マイル(42,000km)以下であることに触れてはいるものの、情報はかなり少なかったようだ。新しい2枚のドアと、その真ん中に溶接された巨大な構造物が残念なことこの上ない。

「ナンバーズ・マッチング・パワートレイン」とは、オリジナルの4.8リッターV12が正しく搭載されていることを意味し、この特別な400iには3速オートギアボックスが採用されているようだ。

インテリアは、細長いリアコンパートメントに4つのシートを備え、豊富なレザー、冷蔵庫、ドロップダウン式のテレビスクリーンを備えているもよう。テレビがなければ、リムジンとはいえないからね。

ネットの皆さんは、このクルマについてどう思う?
=海外の反応=
「史上最悪の(?)フェラーリが、史上最高の(?)リムジンを作るってことでオケ?」
↑「見事な表現。友人と私は、オークション開催週の各日、トップ「ビークル」3台とその他7台を順不同で選ぶというちょっとした演習をした。そして、その日々に選んだものを比較し、解説を加えた。これは、私のリストの中にあったクルマだ。誰が作ったのだろうか、きれいでスタイリッシュなモディファイだ。ちなみに私は1965年のフィアット ジョリーも選んだ。この車は56,100ドル(650万円)で落札されたが、70台のガレージとエンターテイメント施設で、その日の車選びに何か自動車が必要だから(笑)」
「オーマイガー、あまり目に優しくないヤツだね」
「あなたがマフィアの幹部なのか、そうでないのか、皆に疑われないようにするためのクルマ」
「フェラーリがSUVの世界に売り込まなければならないのなら、せめて400iの後継としてスクエアな4ドアのローマを作ればいいのだ。フェラーリの3ボックスリムジンなら、スーパーカーメーカーはファストバックを作らなければならないという決まりから解放され、素晴らしい外観になるはず」
「ハリウッド周辺だと、黄色い360のリムジンがレンタルされているようだ」
「正直なところ、リムジンに変身するのが、あの船みたいな400iの理にかなった結末だと思う」

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