ブラバスがGクラスを800psに改造した「究極のオフロードピックアップトラック」を発表

ブラバス 800 アドベンチャー XLPを覚えてる?キャッチーな名前ではないことは認めるけど、ブラバスのメルセデスAMG G63のとんでもなく大きな、800psの門型アクスルピックアップトラックバージョンを指しているのだ。そう、これはかなりクールなクルマだ(人によっては、とんでもなく不愉快かもしれない)。

アドベンチャー XLPは2020年2月に初めて公開されたが、その時は別のことが起きていたので、気が抜けて「ごめん、ぶっちゃけなんにも覚えてない」としても、全然OK。誰しもそうだから。で、再び世間の注目を集めるために、ブラバスは今回、「800 アドベンチャー(Adventure) XLP スーパーブラック(SUPERBLACK)」を発表した。コーフン!

基本的には「スタンダード」なアドベンチャー XLPから、60万ポンド(9,245万円)にしたスペシャルエディションだ。ホイールベースを50cm延長し、ピックアップベッドを背中に載せ、ポータルアクスルを下に押し込んで地上高を49cmにするなど、かなり大がかりな改造が施されている。さらにブラバスは、4.0リッターV8エンジンのターボチャージャーとECUをアップグレードし、最高出力800ps、最大トルク1,000Nmを発生させることに成功した。

このスーパーブラックは、33万ポンド(5,085万円)のXLPのノーマルに対してオプションのほとんどにチェックを入れ、すべてを黒で統一している。ジェリー缶もボディワークと同じ色に塗られた。ピックアップの荷台には、ブラバスがボートに使用している素材、フレキシテック(Flexiteek)が使用されており(もちろん、使用されている)、カーボンファイバーは驚くほど多い。その織り込まれたホイールアーチだけで、標準的なGクラスの車幅に11.6cmもプラスされているのだ。

ブラバスはスーパーブラックを「究極のオフロードピックアップ」と表現しているが、カーボンファイバー製のスキッドプレート(何を考えているのやら)やサイドエキゾーストのライトアップにはかなり気をつけなければならないだろう。フロントのウインチは4,500kgまで対応し、巨大なルーフラックは星空の下で(あるいは星空のすぐそばで)眠りたいという人のためにテントと組み合わせることができるようだ。

全車両重量は2,936kgで、0-100km/h加速は4.8秒、最高速は209km/hに制限されている。インテリアには大量のブラックレザーが使用され、ブラバスによれば206個のパーツが「シャドークローム」で仕上げられているとのことだ。

皆さん、いかがでしょ?

=海外の反応=
「微妙じゃね?けど、どーせやるんだったら、ブラバスのロゴをもう少し入れてもいいかもしれないね…」
「なぜ4輪だけなの?」

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