NSXの終わりの始まりだ。アキュラは、「タイプ S」スーパーカーの生産終了に先立ち、最後の350台の生産を開始した。そして、予想通り、それらはすべて運び去られてしまった。300台はアメリカへ、50台は日本へ。
それも特別なクルマが。NSX タイプ Sは、V6ツインターボと3モーターハイブリッドシステムを搭載し、最高出力600bhp、最大トルク667Nmを発揮する。タイプ Sには、独自の5本スポークホイール、より粘性の高いピレリ P-Zeroタイヤ、リチューンされたダンパー、重要なタイプ Sデカール(48km/hアップに相当だって、マジか?)、カーボンファイバー製ルーフも装備される。
カーボンセラミックブレーキ、エンジンカバーとインテリアのカーボンファイバー化により26kgの軽量化を実現している。トップギアでは時々、犬に例えることがあるんだけど、これは中型のゴールデンレトリバーに相当する。なぜわかるのかは、聞かないでほしい。