「ああ、そういうことね」な、フォルクスワーゲン PRID.3

このクルマの名前を読むときには、「Prid-three」ではなく「Pride-ee-three」と言う。後者で発声すると、特別にデザインされたフォルクスワーゲン ID.3にかぶせられた秀逸な語呂合わせとなり、おそらく世界で最も包括的な電気自動車が誕生することになるだろう。

これは、9月11日に開催されるミルトン・キーンズ・プライド・フェスティバルをサポートするためにVWが製作したもので、以前あったベントレー ユニファイング スパーのように、単にレインボーフラッグを描いただけのクルマというだけではなく、シャレの効いた華を添えている。

「フォルクスワーゲンは、「このクルマのデザインには、プログレス・プライド・フラッグの11色が組み込まれています。伝統的な赤、オレンジ、黄、緑、青、紫に加えて、LGBTQ+の有色人種を表す黒と茶色、トランスジェンダーを表すピンク、水色、白が加わっています」と言う。

「これらの色が互いに融合することで、すべてのコミュニティとアイデンティティの一体感を表現すると同時に、それぞれの違いを祝福しています」

このラッピングは、ブロムリーにあるCreative FX社のスタジオで、3日間かけて施された。

「フォルクスワーゲンとはドイツ語で "People's Car"という意味で、すべての人々を対象としています」と、VW社の英国のボス、アンドリュー サヴァス氏は付け加えた。「私たちの同僚、お客様、コミュニティのために、プライドほど賛同できるイベントはありません。ダイバーシティとインクルージョンは、私たちが行うすべてのことの中心にあります」

プラグインの大衆車では善意が足りないと思っていたから、VWはそれをもっと健全なものにしたってことね。ああ、そういうことか。

=海外の反応=
「こりゃますますPTクルーザーのそっくりさんになってきたね」
「VWとは、表現に気を配るふりをして流行に乗っている企業の一つだ」
↑「そんなにひねくれないであげてくれる?迫害が絶えないロシア、中国、中東などの他の市場でも、同じようなことをするんだろうけど」
↑「"ゲイをゲイであるがゆえに迫害することは、その時点でちょっとしたゲイである"
- ピーター グリフィン(国連総会スピーチ)」
「車の世界では、このような演出がマーケティングで認められていることに驚いた。自分が知っている事例が少ないだけかもしれないが、偏屈な人ほど反応する傾向があり、マーケティングに操られてしまうので、逆効果になると思う。言いたいことは、デイリーメールとそのコメントを見ればわかると思うけど、詐欺師を怒らせるのが最も儲かることなのだ」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/09/38441/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ