ボディカラーは「めっちゃオレンジ」?マクラーレン レーシングが2022年からエクストリーム Eに参戦

現在発売中のトップギア・ジャパン043号でも特集した「エクストリームE」。今、注目を集めるエクストリームEに、マクラーレン レーシングが参戦する。マクラーレン レーシングは、マクラーレングループの中でF1を担当する部門であり、スピードテールやアルトゥーラを製造する部門ではないが、来年、エクストリームEに参戦することを発表した。

現在、初のシーズンを迎えているこのオフロードレースシリーズは、「世界で最も遠隔地における気候変動と人間の干渉の影響を明らかにし、電気自動車の導入を促進する」ことを目的としている。レースは、気候変動によってすでに大きなダメージを受けている世界各地で開催され、素晴らしい電動バギー「オデッセイ」とクルーは、元ロイヤルメールの貨物船を特別に改造した船で移動する。

マクラーレン レーシングのCEOであるザック ブラウンは、すでにエクストリームEに関わっており、アンドレッティ・オートスポーツと提携してエクストリームEの初年度にチームを結成したユナイテッド・オートスポーツの共同経営者でもある。彼は、自分が何をしようとしているのかをよく理解しているのだ。

今回の発表について、彼は次のように述べている。「この新しい事業は、さまざまなカテゴリーへの参加、革新、そして勇気という我々のルーツに忠実なものです。エクストリームEは、現在そして未来の世界が直面している最大の課題に立ち向かうための力として、モータースポーツの新たな地平を切り開いています」

エクストリームEのCEOであるアレハンドロ アガグは、次のように述べている。「最高レベルのレースと自動車のイノベーションを象徴するマクラーレンが参加してくれることは、シーズン1の最初の2レースで実現したことが、すでにモータースポーツ界に真のインパクトをもたらしていることを証明しています」

マクラーレンのエクストリームEチームは、「F1プログラム外の既存の人材と、追加の専門家リソース」で構成される。全チームが同じ550bhpのEVバギーを使用するが、マクラーレンのバギーは間違いなく「めっちゃオレンジ」だろう。

=海外の反応=
「これは、お金持ちの人や組織が、不要な炭素を大量に排出して、「環境に優しい」EVオフロードカーや部品、人を超遠隔地まで運ぶという、美徳を示すシリーズだ。確かに素晴らしいアイデアではあるんだけれど。もしあなたがレースに参加するために、"環境に優しい"EVオフロードレース車を飛行機に積み込まなければならないとしたら、あなたは地球に良いことよりも悪いことをしていることになる」
「過剰な愚か者たちの大行進 - 庶民が実物大のRCカーがちょっとした塵を蹴散らすのを見ると信じているから」
「修正したよ。正確にはこうじゃない?マクラーレンのペイント部門がエクストリームEに参戦。マクラーレン・レーシングのペイント部門、つまりマクラーレン・グループの中でも車両にペイントを施す部門であり、F1を担当する部門でも、スピードテールやアルトゥーラを製造する部門でもないが、来年はエクストリームEに参戦することを発表した」

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