フェラーリがマラネッロにある工場の生産ラインでファッションショーを開催

フェラーリは、ブランド多様化プロジェクトの一環として、初めてのウィメンズ・メンズ・子供に向けたファッションコレクションを発表、フェラーリの本拠地、マラネロにある工場の生産ラインで、ファッションショーを含むリアルイベント FERRARI EXPERINCEを開催。ファッションショーはライブストリーミングで配信された。一番下に動画を貼ってあるので、ご興味のある人はぜひ。

フェラーリブランドのポロシャツやキャップなど、アパレルも手掛けていたと思うが、今回のショーはこれまでとはまるで違うものだった。

長年にわたり、フェラーリは輝かしい栄光を築き上げ、メディア、音楽、映画が広がって、自動車愛好家をはじめ、皆を引きつける文化となっている。自動車そのものよりも、フェラーリの大切にする価値観が優先しているのだ。まず価値観があり、それをフェラーリ車に、その製造方法に、投影する物語に組み込む。それ故に、物語が違ってもその価値観を反映できるとフェラーリでは考えている。クルマも、そしてファッションもまた、スピードを体現している。無謀とか無分別どころか、スピードとは将来をしっかりと見据えた卓越性への探求であり、改善と進化への原動力が感じられる。

フェラーリは、まずラグジュアリーファッションからスタートし、その事業範囲を拡大している。職人技と美意識に根ざす互いの関係性を際立たせるため、ファッションショーはマラネロにある工場の生産ラインで開催された。生産において同じルーツを共有し合う自動車とファッション。一見関連のない、ふたつの異なる世界が近接し合い、共生関係がひときわ明白になった。

「車には性別がないように、服もまた同様です。それ故、fluidity -流動的であることーは当然のことなのです」(FERRARI Manifesto より)

発表されたコレクションは、フェラーリ公式 EC サイト(Ferraristore.com)及び一部店舗にてイタリア現地時間 6 月 14 日から順次発売開始予定。日本からも購入可能だ。

このプロジェクトは、フェラーリ多様化部門の最高責任者、ニコラ・ボアリ(Nicola Boari, Ferrari’s Chief Brand Diversification Officer)の指揮とロッコ・イアンノーネ(Rocco lannone, Creative Director)のクリエイティブ・ディレク
ションのもと、フォーミュラ1やグランツーリズモの車を超えるブランド体験の創出を目指した。

このプロジェクトによる新しいコンセプトの初めての店舗は、マラネッロに6月14日に正式オープン予定だ。その後ミラノ、秋から年末にかけてローマ、ロサンゼルス、マイアミでオープンを予定している。また、マラネッロの伝説的なレストラン、リストランテ・カバリーノが全面的なリノベーションを経て、ミシュランの星を獲得した著名なシェフであるマッシモ・ボットゥーラ(Massimo Bottura)氏との協働プロジェクトとしてリニューアルオープンする。

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