パディのEVオブザイヤー:ポルシェ タイカン

現在、絶賛発売中の雑誌、トップギア・ジャパン043号は、トップギアのエレクトリックアワード特集。まるまる一冊、EVだけのアワードだ。その中で、トップギアTVのプレゼンター、パディ マクギネスが選んだのが、ポルシェ タイカン。その理由をパディが語ってくれた。

誰がなんと言おうと、僕が選ぶ2021年のべストEVはポルシェ タイカンに決まり!間違いない。
ちょうどさっき僕の予想を吹っ飛ばしてくれたタイカンは、何がすごいって、「所詮EVだから、どうせ普通のポルシェの感覚にはかないっこないでしょ?」って期待せずに乗りこんだら、普通のポルシェにかなっちゃうんだよ、これが。走り始めたら、それはますます顕著になるんだ。

ただ純粋に走ってるのが楽しくて、思わず、もうちょい長く乗らせてくれないかってお願いしちゃったくらい。ハンドリングもさることながら、とにかく鬼速いんだ。僕、昔ターボ Sに乗ってたんだけど、ぶっちゃけ、自分にとってはパワーが過剰で、フルスロットルにはしたくなかったんだ。乗るならもうちょっと優しいのがよくてさ。そのポイントが、タイカン4Sだとちょうどいい。

これは、Gさえおさまったら、僕に安堵のため息をつかせてくれるクルマなんだよ。ガソリンエンジンのない世界を想像することすらできない僕みたいな人種に、たとえすべてがバッテリーで
動く世界になってしまっても、まだまだ十分楽しいんだって証明してくれたんだ。

ルックスもいいんだよね、君だってそう思わない?そこまで未来感がないし、派手過ぎないし、「おーい、コッチ見てよ!俺様はEVなんだぜ!」と言わんばかりの馬鹿げたホイールじゃないし。めっちゃ、ちょうどいい。あと、撮影の空き時間に、タイカンでR8のをずーっとイジメるのもすごく楽しかったけど。

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/06/34782/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ